見積もりの「どのくらい」を徹底分析!手数料は?入金は?

見積もりには様々な「どのくらい」が存在します。お客さんの立場としては見え難く、取引前に様々な疑念が生じます。

そこで今回は、

〇 どのくらいで入金されるの?
〇 手数料はどのくらい?
〇 比べる会社はどのくらいが適切?

などなど、様々な「どのくらい」を徹底解説。それぞれの目安や相場をご紹介しようと思います。

どのくらいで入金されるの?

ファクタリングの入金サイクルは、見積もりを受け取ってから最短即日、平均的にみても1週間程度です。

無論、具体的な必要日数は売掛金の額や審査基準・書類の準備状況等により変動しますが、総じて他の資金調達手段よりもスピーディ。

ファクタリングの流れは下記の通りです。

ファクタリングの流れの代表例
1、相談・問合せ
2、申込
3、審査・面談
4、見積もりの最終確認
5、契約
6、入金

これらを僅かな期間でこなしてしまう様子を考慮すると、ファクタリングがいかにスピードを重視しているか、ご想像できるかと思います。今すぐ資金が必要・資金が手元にないと不安という方にとっては、非常に心強い存在ではないでしょうか。

ただし、即日入金を希望する場合は、「必要書類が整っている」+「2回目以降の取引」であることを前提としている企業が大半です。

必要とされる書類は企業によって異なりますが、概ね以下の通り。

ファクタリングで求められる書類の代表例
〇 法人・事業の説明書
〇 売掛先との基本契約書
〇 発注書や請求書
〇 メインバンクの通帳のコピー
〇 納税証明書
〇 直近2~3期分の決算書
〇 経営者の身分証明書
〇 会社謄本 など

即日・スピーディーな入金を目標に据える場合、見積もりを求めるにこれらの書類を用意できる状態にしておきましょう。

手数料はどのくらい?

ファクタリングの見積もり手数料は、2社間で「10%~35%」、3社間で「数%~10%」程度と言われています。

手巣量幅が大きくアテになりませんが、これはファクタリングが売掛金を扱う以上、どうしても避けられない事象です。

売掛金は金額や支払い期日はもちろん、売掛先の事業規模から業種・経営状態がそれぞれ異なる債権です。

そのため、「どれをとっても同じものが無い」と言って良いほど多様であり、ファクタリング業者がどのような評価方法を取ろうと、どうしても金利差が広くなってしまいます。

見積もり手数料はこうして決まる

手数料については、かなり気になる部分かと思いますので、代表的な評価基準を順番に解説しようと思います。

2社間か3社間か

ファクタリングは2社間と3社間の2種類の取引方法が存在します。

特に手数料について的を絞った場合、2社間の手数料の高さが目についた方が多いのではないでしょうか。

2社間取引は自社と業者だけで行われるため、業者は売掛先に「この債権を買い取りましたよ」と通知を行うことができません。

また、売掛金が満期を迎え入金となった場合も、自社側がお金の回収を代行するという形式を取るため、業者は売掛先に対して直接お金を集金することができません。

これは自社側にとっては、「売掛先にファクタリングを知られない」というメリットを有する反面で、業者側にとっては「リスク」でしかありません。

こうした事情から、2社間ファクタリングは見積もり手数料が割高となってしまうのです。

なお、3社間ファクタリングの場合は、基本的に契約締結後に自社が介入する余地がないため、見積もり手数料が割安です。

特に入金時に直接お金を回収できる点と、第三者対抗要件の取得が容易である点は、業者側にとってメリットが大きく、これらが割安な見積もり手数料として反映されています。

売掛金の性質

売掛金の性質も手数料の「どのくらい」に影響する部分です。

売掛金は金額と支払期日がそれぞれ異なるものですが、金額は大きければ大きいほど業者の取り分が増えてくるため、ファクタリング業者にとって魅力的な商材です。

そのため、ファクタリング業者としても大口の売掛金を持ち込むお客さんは、可能な限り手放したくないもの。

例えばファクタリング取引において「3社間 1.5%~10%」と表示されている場合、多くのケースでは金額が大きいほど1.5%の手数料率に近い見積もりを提示してくれるでしょう。

なお、逆に小口の取引の場合は、見積もり手数料を低く見積もりすると利益が得られず、手数料は割高設定となる傾向にあります。

詳細は後述しますが、小口取引の場合は安く抑えるためのテクニックの駆使が必要です。

売掛先の業種・経営状態

売掛先の業種や経営状態は「審査の成否」に影響するだけでなく、「手数料のどのくらい」にも反映される要素です。

特に赤字が続き倒産が懸念される企業や、中小企業や零細企業に対する売掛金は、低く評価されやすい債権です。

「企業名や契約書程度ではわからないだろう…」とお考えの方もいるかと思いますが、ファクタリング業者も自社から得た情報をベースに、独自に調査を行います。

売掛先に直接連絡を入れることはごく稀ですが、独自の調査・リサーチを行い、経営状態が危険だと判断されれば、手数料に反映される可能性は十分にあるでしょう。

また、特別安定性が高いと見なされ、高く評価される場合もあります。

診療報酬をファクタリングに出す場合や、医療機関などへの売掛金は基本的に評価が高く、極めて割安な手数料設定の見積もりが期待できます。

また、誰もが知る大企業に対する売掛金も、同様に高く評価される傾向にあるでしょう。

ファクタリングにおいて相見積もりは不可欠

お得な手数料を期待する場合、最も大切なのが「相見積もり」です。

ファクタリングはそれぞれの業者が異なる方式で債権を審査するため、どのくらいの見積手数料が提示されるかも、業者によって異なります。

原価が材料費や人件費である程度固定化されている、リフォームや引越しの見積もりとはやや事情を異にすると言えるでしょう。

そのため、業者間を比較競争させる「相見積もり」は、ファクタリングとの相性が抜群。同じ売掛金を前にして、「10%と30%」のように、天と地ほどの違いが生じるケースも少なくありません。

比べる会社はどのくらいが適切?

ファクタリングの見積もり条件を比較する場合は、「3社~4社」をオススメしています。

もちろん、多く比べれば比べるほどに有利な条件が期待できますが、あまり多くの企業を比較するとやり取りに時間がかかってしまい、労力が増しスピード感が損なわれます。

安さを求めるあまり入金に手間取ると、結局「取引自体が不利になる」ことも。コストだけを考慮するなら、銀行融資などの方がずっと有利だからです。

資金調達専門サイトが断然オススメ!

最も賢く資金調達するならば、「資金調達専門サイト」の一括見積もりをオススメしています。

相見積もりは多くの業者とやり取りを行うため、業者の検索や申込に時間がかかります。

ところが、資金調達専門サイトなら1回の情報入力でOK。サイトによって厳選された優良業者が、見積もりができた順番に随時連絡します。

お客さんである自社側がすることはと言えば、ただ「待って比べるだけ」です。

また、見積もりが仕上がった企業とだけ交渉を進めれば良いので、

〇 見積もりはいつ頃出してくれるの?
〇 取引完了までどのくらい?
〇 連絡はないけど審査はまだなの?

などなど、見積もりや手続きが遅い業者に感じがちストレスもありません。自社側が納得できる納期や対応スピードの業者とだけ、交渉を進めれば良いのです。

まとめ(見出しのところに「すぐに結果を知りたい方はクリック」などジャンプボタンがあると良いかもしれません)

〇 どのくらいで入金されるの?
→ 最短即日・平均1週間程度です。

〇 手数料はどのくらい?
→ 2社間は10%~35% 3社間は数%~10%程度です。

〇 比べる会社はどのくらいが適切?
→ 3社~4社程度がオススメ。資金調達専門サイトならより効率的に見積もり可能。

(あくまで目安であり、売掛金の内容や自社・売掛先の状態・悪徳業者の有無などにより変動します)

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