緊急的にお金が必要!金策と同時に行いたいこととは?

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、緊急的にお金が必要となり金策対応に忙しいものの、先の見えない状況で十分に資金を調達できず悩む経営者もいることでしょう。

そこで、資金繰りに頭を抱えどうやって金策するべきか悩んでいる経営者が、緊急対応として検討するべき資金調達方法をご紹介します。

 

金策の前にリスケの相談を

リスケとは「リスケジュール」を省略した呼び方で、銀行などの金融機関からお金を借りているときの返済計画の見直しや再調整のことです。

具体的には債務返済を繰り延べることや返済条件を変更することですが、仮に銀行からの借入金が毎月100万円ずつ3年に渡り返済する計画になっているとします。

それを毎月50万円ずつ6年に渡り返済する計画へ変更してもらうことがリスケで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上が激減してしまった企業などでも相談できます。

中小企業庁による「新型コロナウイルス感染症特例リスケジュール」では、コロナ禍で資金繰り悪化に悩む中小企業と銀行など金融機関に間に行政が入ってくれます

複数の金融機関でも利用できるため、もし借入金の返済に悩んでいるのなら相談してみるとよいでしょう。

 

日本政策金融公庫で緊急資金を借入れる

日本政策金融公庫は政府系の金融機関であり、中小企業や個人事業主に対し積極的に資金の貸し付けを行っています。

多くの企業を苦しめている新型コロナウイルス感染症ですが、新しく「新型コロナウイルス感染症特別貸付」という制度であれば、最高6億円まで融資を受けることができます。

ただし新型コロナウイルス感染症の影響を受けていることに加え、

という要件を満たすことが必要です。

なお、審査に一定の時間がかかるため、緊急的な資金をすぐに準備しなければならないときには向かない金策方法といえます。早めに相談し、必要なタイミングに資金調達できるようにしましょう。

 

ファクタリングなら緊急的に必要な資金の金策も可能

ファクタリングとは、事業者が保有する売掛金(売掛債権)を専門業者に売却し、取引先から入金されるよりも前に現金化させる方法です。

最短で即日現金化を可能とする専門業者もあるため、緊急的に必要な資金をすぐに調達したいという場合にも活用できます。

銀行融資などの審査に通らなかった場合でも、信用力の高い売掛先の債権なら買取可能と判断される可能性が高いため、まずはファクタリング専門の業者に相談してみるとよいでしょう。

また、ファクタリングで金策しても負債は増えません。あくまでも売掛金を売買する取引による資金調達方法のため、のちの信用情報を汚さず銀行融資の際に影響を与えないこともメリットです。

 

金策だけでなく同時に行いたいこと

差し迫る支払い期日までに現金を準備しなければならないと、金策に忙しいときに他のことまで考える余裕はないかもしれません。

しかし金策だけでなく、毎月のお金の流れ収支はしっかりと確認しておき、いつどのタイミングでお金が必要になるのか把握しておきましょう。

いつ買掛金を支払うこととなり、売掛金が入金されるのか、収支が分かればどのくらいのお金を手元に確保するべきか見えてきます。

金策で資金を調達する際にも、必要な金額を明確にしておく必要があるため、必ずお金の流れは把握しておくようにしてください。

同時に固定費の見直しも必要

固定費は毎月発生する支払いのため、できるだけ金額を低く抑えたいものです。

まずはガスや電気代、通信費などについて、現在より代金が安くなるプランを提供している会社はないか確認してみましょう。

また、公共料金や形態代金、保険料などの支払いが厳しい場合には支払猶予を申請することも方法といえます。

ただしあくまでも猶予されるだけなので、いずれは支払いがスタートします。手元のお金が不足する今を乗り切るための制度と考え、適切な支払いができるように資金繰りを改善させていくことが必要です。

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