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事業資金を増やすにもリスクあり!様々なリスクを抑えよう

ノンバンク2017/10/29

事業資金を得たいと思っている場合でも、リスクが高いことを知っていなければなりません。様々なリスクによって、会社の経営は一気に変わってしまい、思っていたような方法で仕事を続けられなくなります。より多くの仕事を考えたいと思っている場合や、低リスクで事業資金を得たいと考えているなら、そのために必要な方法を取らなければなりません。

事業資金を得るためには複数の方法を考える

 

 

事業資金は、会社が事業を展開するために必要な資金となります。足りない場合は事業を展開できないので、借りてでもいいから得なければなりません。借りる場合には当然返済が必要となりますので、株式を利用して増資する方法も採用されています。

複数の方法を考えながら行動していくのが、会社に求められていることです。ただ増資のために株式を発行しておけば良いのではなく、追加で借り入れを行っていくのも重要になっています。あらゆる方法を検討して、一番理想的な手法を使って資金を提供してもらうことが重要になります。

複数の方法を活用していることで、リスクを分散できるメリットも持ち合わせています。借りる方法にはリスクもそれなりにありますので、分散させておくことで問題を減らしていける可能性もあります。1つの方法にこだわらないで、複数の手法から違いを見つけて選んでいくことも大事です。

事業資金を得るために取る方法

大きく分けて2つの方法に分かれます。どちらを選んでいくかは、会社に状況によって変わってきます。

 

借りることで事業資金を得る方法

 

借りることで事業資金を得るための方法は、金融機関からの借入、更にはファクタリングを活用するものがあります。銀行からの借り入れを行っている場合は、多くの人が個人でも利用しているようなローンに近い方法を取られます。会社用に用意されている、融資という形での借り入れを行うことで、事業資金を手に入れていくのです。

借りる方法はかなり簡単ですし、返済の方法もだいたい選べるようにしていますから、会社としても難しく考えていかなくて大丈夫です。逆に言えば、誰でもわかっているからこそ、リスクについて深く考えていない傾向があります。

事業資金は、借りる傾向が多くなっているので、返済についてもしっかり考えていかなければなりません。しっかり借りたものを返してこそ、事業を続けられると考えてください。そして金融機関からの信用を増やして、次からの借入を有利に進めていくのです。

増資によって資金を増やす方法

もう1つは増資によって増やす方法です。増資は返済の義務がありませんので、基本的に得ている金額は全て使っても構いませんし、事業に失敗してもトラブルが起こりづらくなっています。大きな会社の場合、株式会社として経営を続けているのですが、株式による増資を行っていることで、借入のリスクを減らしているのです。

増資の場合は、株式を購入して貰う方法を取っていますので、株による見返りをしっかり渡さなければなりません。株式による配当が多くなっていればいるほど、会社の信頼性や将来性が高まっていると判断されますので、かなりいい状況に持っていける可能性があります。

増資にもリスクは当然ありますし、株式の状況によって生まれる問題も出てきます。様々な問題が生まれてくることを想定して、どれくらいの株式を発行しておくのが望ましいのか、会社としてしっかり考えた上で、事業資金を得ることになるでしょう。

事業資金を得る方法のリスクは

 

 

事業資金を得ることになった場合、多くのリスクが存在することとなります。リスクを1つ1つ理解していくことで、借入の問題を解決できるようになるでしょう。少しでも借入を有利に進めていくために、間違った認識を持たないことが大事です。

金融機関からの借入で起こるリスク

 

一番の問題は、返済できなかった場合に対応が厳しいことです。金融機関としては、しっかり貸し出したものが利息によって更に増えて返ってくることを期待しています。当然そのような方針で貸しているわけですから、利息などの概念はわかった上で貸し出しが行われているはずです。

しかし、返済ができない可能性が生まれてくると、会社としては経営が厳しくなってしまいます。金融機関は、早く返済するように求めてきますが、返済できないので待ってほしいという状態になります。遅延している場合には、更に遅延損害金が生まれる可能性もあり、利用している会社によっては負担が大きくなります。

借入で起こってしまう問題は、返済だけでなく信用にも関わってきます。信用がなくなってしまうと、最終的に借入が不可能になってしまい、どの会社を経由してもお金を出してもらえません。事業資金が失われてしまい、出してくれる会社もいなければ倒産か事業を畳むしかありません。選択肢がどんどん狭くなってしまうリスクもありますから、しっかりと考えて返済計画を作らなければいけない方法です。

ファクタリングで起きるリスク

 

 

最近増えているファクタリングで起きてしまうリスクですが、手数料が高く設定されている会社を利用すると、大きな支払いが生まれてしまいます。早く貸してくれる方法なので、事業資金を得たいと思っている時に最適なのですが、その分のリスクは返済によって生まれてきます。

元々ファクタリングの場合、返済までに必要な時間が金融機関よりも短く設定されるので、事業に成功していないとリスクが増える恐れもあります。当然返済できるように事業計画を作って、いつまでに返済が完了するか決めておかないと、ファクタリングでの成功は難しいものです。

手数料が10%程度なら良いものの、20%以上の手数料が作られてしまう場合には、相当な返済額になってしまいます。ファクタリングの利用で大きな金額を借りると、金融機関よりも返済額が増えていますし、返済も早く進めなければトラブルが起きてしまうのです。

ファクタリングの場合は、返済計画だけでなく、どれくらいの金額を返済すれば良いのか、しっかり考えて行動しなければなりません。知識を持って行動していくことで、ファクタリングの安定感を生み出すことができますから、先に情報を把握するようにしてください。

カードローンを活用した借入のリスク

 

カードローンなど、少しだけ借りられ、審査を難しくしていない方法もあります。事業用ローンも該当していますが、カードローンを使っている傾向が多くなっているので、まとめて紹介します。

リスクについては、返済する金額が多くなってしまうことと、リボ払いによって返済額が分けられてしまい、思ったような返済計画を作りづらいことです。特に利息が多くなる傾向にあり、金利の高さなどから会社によっては事業資金調達として活用しない場合もあります。

リボ払いによる支払いは、利息を増やす要因になってしまいますが、手続きできる金額を調整しておくだけでも変わっていきます。返済しやすい金額に調整して、一括で返済できるような状況にしておけば、リスクを軽減できる可能性もあります。

あまり使わない方法でもありますが、複数の会社からカードローンによる借り入れを行っている可能性があり、事業資金を多重債務によって作ってしまう場合もあります。多重債務は返済が困難になる恐れもありますので、カードローンの返済地獄が待っています。ちょっとした借入を複数の会社で行うくらいなら、1社にお願いして終わらせることも大事でしょう。

増資によるリスク

 

 

事業資金は、増資によって多くの金額を得られる可能性があります。返済しなくても良いメリットを考えると、リスクがそこまで大きくないと判断できるので、負担も小さいことは安心できるでしょう。

しかし増資によるリスクは、経営権の問題に関わっていることです。増資は株式を発行する手法が一般的となりますが、株式を発行していることは、多くの株を持っている人の言うことを聞かなければなりません。

株式を発行していることで、経営権をある程度握られる可能性も出てきて、大手企業や投資ファンドに握られてしまうと、経営の方針が大きく変わることとなります。場合によっては、会社の上層部が退任させられるなどの措置により、経営権を完全に掌握される可能性もあります。

株式のリスクはもう1つあり、株を購入してくれなかった場合、事業資金が不足する傾向にあります。

株式を購入してくれればいいのに、買ってくれる人があまり多くなかったことで、事業資金を生み出しづらくなっているのです。購入してくれる人が多ければ多いほどいい方法なので、あまりにも購入するペースが悪くなっていくと、必要な事業資金を得ることができなくなってしまいます。

経営権の問題もかなり厳しいところを持っていますが、それ以外にも購入してくれないことで増資が期待できない可能性もあります。様々な問題点を把握しておかないと、株による方法はかなり厳しくなってしまいます。

社債を発行する場合のリスク

 

もう1つの増資方法が、社債を発行する手法になります。社債は発行できる会社が限定されていることが最初のリスクであり、壁となります。株式を上場している企業で、しかも東証に入っているような大企業でしか活用できない傾向があり、小さい企業が事業資金を調達するために活用できません。

社債は発行しすぎることのリスクが高く、配当金も株式に比べると相当高くなってしまいます。返済しなくても良いリスクはあるものの、社債を発行している人に最後まで配当金を渡すこととなりますので、提供してもらった資金以上に支払う可能性が高くなります。

発行したものの経営が悪化すると、社債のリスクによって倒産しやすくなります。あまり発行すべきではないと思われているものですが、発行しないと大掛かりな事業資金が手に入らないと思っているなら、活用する方法もあるでしょう。小さい企業が社債というのは無理な話ですので、他の方法を探ってください。

リスクを抑えるために行うこと

 

 

抑えていくことで、返済の安定性、更には経営の安心感を作れる可能性も出てきます。リスクについてはしっかり考えて行動してください。

抑えるために行うこととして、借入の場合は金利の数字をチェックしておきます。金利の数字が高くなっていることは、それだけ返済額が増えてしまうので、より返済しなくてもいいだろうと思える方法を使うのです。ファクタリングのように、かなり手数料に幅がある方法は、少しでも小さい会社を活用するといいでしょう。

株式などを発行して行う方法は、とにかく経営権に影響が出ないようにしておきます。株式を大量に発行しても、大量に購入されたしまったことで、経営権を掌握される可能性はあります。握られてしまったことで、事業展開を変えられてしまうリスクがありますから、会社としても株式をある程度保有したり、防御する方法もしっかり考えましょう。

株式は、必要意外の時には発行しない方法もあります。必要な場合には発行してお金を出してもらうようにしておきますが、要らない時には株式を発行しないで、借入などの方法で事業資金を確保する手法に変えます。複数の方法を活用していくことで、株式の発行数を抑えつつ、リスクを減らしておきましょう。

事業資金のリスクが強まるのは倒産のリスクに

事業資金でのリスクは、最終的に倒産のリスクを高めるようになってしまいます。倒産なんてしないだろうと思われているかもしれませんが、意外とリスクが高くなってしまったことで、安易に活用していたことの後悔をして、倒産まで一直線に進む場合もあります。

事業を行っている以上は、事業資金を提供してもらう方法が有効になっていますが、倒産するリスクはしっかり考えなければなりません。常に隣り合わせであることと考えて、返済計画や増資後の対応について考えましょう。

事業資金は方法によるリスクを考えて

様々な方法があり、どのような方法にもリスクが備わっている事業資金は、調達する方法をしっかり考えてください。そして方法によって、リスクが変わってしまう部分も抑えて、最小限で済ませられる方法が望ましいです。

もし事業資金で失敗すると、大掛かりなものだったらかなり厳しい状況に陥ります。事業を展開する前にリスクが高くなってしまい、会社の信頼性や安定性を失ってしまいます。事業に成功して信頼を得たいと思っている企業が多いわけですから、当然事業資金については安定感を求めて得る方法を考えてください。

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