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ビジネスローンの元金を効率的に減らしたい!各返済方法と繰り上げ返済について

ビジネスローン2017/12/08

ビジネスローンは金利が高めに設定されています。返済に時間がかかれば掛かるほど、金利の負担が大きくなってしまうのです。

こちらではビジネスローンの各種返済方法と繰り上げ返済について解説します。

ビジネスローンを利用したいけど、金利が気になる、という方も多いのではありませんか。そもそも支払いに大きく関わってくるのが返済方法です。返済方法によっても、返済総額は大きく異なります。さらに元金を効率的に減らすには繰り上げ返済することも考えておきましょう。

ビジネスローンを初めて利用しようと思っている、という方は返済に不安を持っているはずです。返済方法を知るだけでも、ビジネスローン利用のイメージが湧きますよ。

■ビジネスローンの返済方法その1|元本一括返済方式

・返済期間中は金利だけを支払う
・満期日に一括して元金を返済する

元本一括返済方式は、個人向けのフリーローンなどでは見受けられない返済方法です。ビジネスローンなどの法人向けローン特有の返済方法と言っても良いかもしれません。

まず返済期間中は金利だけを支払うことになります。ですから月々の返済金額はかなり少なめです。借入金額にもよりますが、数万円程度の返済で済むことも少なくありません。満期日に元金と金利をすべて支払って返済は完了となります。

元本一括返済方式に関しては、資金繰りに特化した返済方法と言っても過言ではありません。他の返済方式は翌月からある程度の返済額が発生してしまいます。融資された資金でビジネスがある程度添加敷いていれば良いですが、そんなに早く成果が現れることは稀です。

一方で元本一括返済方式であれば、月々の返済は金利分だけなのでわずかです。そして成果がしっかりと出たと思われる満期日に全て返済します。経営に影響を与えにくい返済方法と言っても過言ではありません。

■ビジネスローンの返済方法その2|残高スライドリボルビング返済

・借入残高によって毎月の返済額が決定する
・利用中に返済額が変動する

残高スライドリボルビング返済は、カードローンの返済方法としてよく採用されているものでもあるので馴染みのあるものでしょう。

返済額は借入残高によって決まります。
残高は一定ではありません。残高スライドリボルビング返済では、借入残高によって返済額が決まるので利用中に変化していきます。返済が進めば元金も減っていくことになるので、毎月の返済額が刻々と変わっていくのです。

・借り入れ残高が高い・・・毎月の返済額も高く設定される
・借り入れ残高が低い・・・毎月の返済額も低く設定される

基本的に毎月の返済額は借入残高に比例します。高額利用をした場合は、最初は毎月の返済額も高額なのです。しかし返済が進んでいけば借金残高も減るので、返済額も少なくなります。
要は借り入れ当初は返済が厳しく返済が進むと返済が楽になる、との傾向が残高スライドリボルビング返済にはあるわけです

■ビジネスローンの返済方法その3|元利込定額リボルビング返済

・契約額(契約枠)によって毎月の返済額が決定する
・毎月の返済額が一定である

元利込定額リボルビング返済は返済計画が立てやすい返済方法です。契約額によって最初に返済額が決定します。その返済額の中に元金返済分と利息の支払い分が組み込まれているのです。
最初から最後まで返済額が一定になるので、返済の予定が立てやすい、とのメリットがあります。

一方でローン残高が減っても毎月の負担額は変わりません。返済に関しては残高スライドリボルビング返済に比べて早く終るメリットがありますが、残高スライドリボルビング返済のように返済が進めば返済が楽になることはないのです。

各業者によって毎月の支払額も異なります。同じ金額を利用したとしても、毎月の返済額は全く異なってくる可能性もあるわけです。

■返済方法は選択できるのか?

・ローン業者によっては選択できる可能性あり

ビジネスローンには多くの業者が参入しています。業者ごとに特徴があるわけですが、返済方式の選択に関しても考え方が異なっています。

業者によっては残高スライドリボルビング返済しか採用していないところもあれば、元利込定額リボルビング返済しか採用していないところもあるのです。

一方で残高スライドリボルビング返済と元利込定額リボルビング返済の両方を採用しており、利用者がどちらを選ぶか選択できる業者もあります。

・残高スライドリボルビング返済と元利込定額リボルビング返済のどちらを選択すべきか?

双方ともにメリットとデメリットがあるので、一概にどちらのほうが有利とはいえません。

例えば総返済額を重視するのであれば元利込定額リボルビング返済のほうが有利です。返済が早く終わるので、結果的に支払利息額が少なくなるのです。
毎月の返済額の負担を少しでも減らしたいのであれば残高スライドリボルビング返済がおすすめです。残高によって毎月の返済額が決まるので、返済が進めば少額返済で済むようになるわけです。

■本当にお得!?繰り上げ返済について

・資金に余裕があったら繰り上げ返済を活用すべき

ビジネスローンは数百万円や1,000万円単位など高額になるケースも珍しくありません。そこで気になってくるのが金利の支払いです。年間で数十万円や数百万円の金利を支払う、というケースも考えられるわけです。

繰り上げ返済を実施すると、支払い利息額を引き下げることになります。どのような返済額であったとしても借金残額に利息がかかってくることになります。要は借金残額を早く減らしてしまえば利息がかかってくる元の金額が少なくなるので、発生する利息額が低減するわけです。

注意してほしいのは繰り上げ返済を実施する時に手数料が発生する可能性もある、という部分です。繰り上げ返済手数料がかからないとするビジネスローンもありますが、実施すると事務手数料を請求してくる業者があることも確かです。
ビジネスローンを利用する時には、繰り上げ返済の手数料がどれだけ掛かるのか、ということも確かめておきましょう。

■返済に関わる固定金利と変動金利について

・固定金利と変動金利とは

・固定金利・・・ずっと一定の金利がかかり続ける
・変動金利・・・金利が変動する

ローンの金利には固定金利と変動金利があります。
固定金利はずっと同じ金利がかかり続けることになります。変動金利については半年に1回などのペースで金利が動くのです。

固定金利であれば、金利が変動しないので返済金は計画通りとなります。変動金利で金利が上昇してしまえば、当初の予定よりも高額返済となります。一方で金利が下降すれば、当初の予定よりも低額返済となります。

・ビジネスローンでは基本的に固定金利が採用される

ビジネスローンで変動金利が設定されることは稀です。
ほとんどの業者が固定金利を採用しています。

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