ビジネスローン選びの目安|金利・限度額・時間など

2017/12/09
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運転資金を確保したい、という時に役立ってくれるのがビジネスローンです。公的融資などに比べて審査時間もかからないなど、気軽に利用できるとのメリットがあります。その反面、ビジネスローンを行っている業者の数が極めて多い、といった特徴もあるのです。多くの経営者の方がどのような目安を持って業者を選択しているか頭を抱えています。

こちらではビジネスローン選びの目安を解説します。
金利の相場や利用限度額の相場、さらに審査申し込みから融資までの時間などについてもお伝えします。

まずは目安を知っておくことが、良い業者選びの第一歩となります。事前知識なしのままで、ビジネスローンを利用しないでください。もしかしたら金利ガモのおすごく高いあなたにとって不利な業者かもしれないのです。

■ビジネスローンの金利の目安

・ノンバンクのビジネスローンの金利相場・・・実質年率10.0%から15.0%前後
・銀行のビジネスローンの金利相場・・・実質年率5.0%前後

ノンバンクと銀行のどちらを選ぶかで内容が大きく変わってきます。実質年率が有利なのは銀行であり、中には3.0%を切ってくるものも少なくありません。

一方でノンバンク系の実質年率は高い場合には18.0%に迫ろうとするものもあります。しかし利息制限法と呼ばれる利息の上限を定める法律があるので、利用額が100万円以上になると実質年率が15.0%を超える事はありません。

【実際の金利設定について】

金利の詳しい内容は、契約を結ぶ段階にならないとわからないことが多くなっています。実は利用額によって決定してくるのです。
たとえば50万円利用の時に設定される金利と、200万円利用の時に設定される金利は異なっています。基本的に高く利用額が設定される場合には金利は低く設定され、数十万円などの低い利用額が設定される場合には金利は高く設定されます。

業者の金利をチェックすると、「5.0%から15.0%」などと広く設定されているケースが多いでしょう。簡単に言ってしまえば、最低金利は最高利用限度額設定になった場合に適用されます。一方で最高金利は数十万円など低い利用限度額設定がされた場合に適用されるわけです。

高い利用限度額設定になると金利が有利になるので、ビジネスローンを利用する時にわざと高額で申し込む方も少なくありません。しかし高額の申し込みをしてしまうと、利息の発生額も高くなってしまうのです。
必要な分だけを申し込んでください。

ちなみに申込金額が高くなると、その分だけ審査が厳しくなるので良いことは一つもありません。

■ビジネスローンの利用限度額の目安

・ノンバンクのビジネスローンの利用限度額相場・・・最大で300万円から1,000万円程度
・銀行のビジネスローンの利用限度額相場・・・最大で500万円から1億円程度

数百万円程度の融資希望であれば、ノンバンクでも十分に対応可能です。最近ではノンバンク系であったとしても、ビジネスローンの最大利用限度額が1,000万円に設定されているケースも珍しくありません。高額利用ができるようになってきたのです。

銀行のビジネスローンですが、ノンバンクと同じく500万円程度の融資を限度としているところもあります。一方で最大利用限度額を1億円としているところもあるのです。銀行は資金力があるのでそれだけ高額の融資ができるわけですが、もちろん条件は厳しく設定されているので注意してください。
1,000万円を超えるような高額の融資を受けるためには、会社の規模などもある程度関わってきます。中小業者の中には従業員が1名から2名しかいないようなところもあります。小さい規模の業者の場合は高額の融資が厳しいので、身の丈に合った利用限度額を希望すべきです。

【資金使途によって利用限度額の目安も変わってくる】

・目先の運転資金が必要なケース・・・数十万円から数百万円の融資で対応可能
・大規模な設備投資費用が必要なケース・・・1,000万円を超える融資が必要になる場合も

利用限度額ですが、あなたの会社がどれだけの資金を必要としているかでもだいぶ異なってきます。ここ2ヶ月から3ヶ月の運転資金の確保が目的であれば、数十万円から100万円程度でも対応できるかもしれません。

一方で大規模な設備投資費用が必要な場合には数千万円規模の融資が必要になってくるわけです。

資金使途によって利用するビジネスローン業者を変える、といった考え方も必要になってきます。大規模な設備投資費用が必要であれば、高額融資可能な銀行のビジネスローンを検討しましょう。少額でOKであればノンバンク系も選択肢に入ってきます。

■ビジネスローンの融資実行までの時間の目安

・ノンバンクの融資実行スピードの目安・・・最短即日から3日程度
・銀行の融資実行スピードの目安・・・最短3日から2週間程度かかってしまうことも

業者の種類によって融資の実行スピードは全く異なってきます。ノンバンク系は最短即日融資で対応してくれるところも珍しくありません。時間がかかったとしても3日程度なので、早急に資金が必要な時でも対応してもらえるわけです。

銀行の融資スピードに関しては、最短でも3日程度はかかります。平均化すると1週間から2週間程度は掛かるので、時間的に余裕がある時でなければ対応してもらいにくいのです。時間がかかる銀行になると1ヶ月近くかかってしまいます。

融資実行までのスピードが大きく異なっているのには理由があります。ノンバンク系は審査がシンプルです。書類なども提出はしますが、数が限られており確認作業にもあまり時間を欠けません。
銀行系は提出書類も多くなっており、審査に時間をかけてきます。

■ビジネスローンの返済期間の目安

・ノンバンク系の返済期間の目安・・・最大で5年間から10年間程度
・銀行の返済期間の目安・・・最大で5年間から10年間程度

返済期間の長さについてはノンバンク系と銀行に大きな差はありません。ビジネスローンは不動産担保ローンのように20年や30年といった長期の返済期間は設けられていないのです。比較的短期間に設定されているケースもあります。

たとえば最大利用限度額が1億円に設定されている銀行のビジネスローンであったとしても、最長の返済期間が7年間に設定されている、との事例もあるほどです。

注目してほしいのが、返済期間が短く設定されているということは、毎月の返済金額が大きくなりがちである、という部分です。ビジネスローンを利用する時には、必ず毎月の返済金額を確認してください。その返済金額を支払える能力があるのか、ということが重要になってくるわけです。

■ビジネスローンの事務手数料の目安

・ノンバンク系の事務手数料の相場・・・無料のケースが多い
・銀行の事務手数料の相場・・・50,000円から100,000円

ビジネスローンは個人向けの消費者金融サービスとは異なり、事務手数料が発生することもあります。特に銀行のビジネスローンは数万円から10万円程度の手数料が発生するケースもあるので、事前に確認しておく必要があるのです。

ノンバンク系の事務手数料に関しては無料に設定されているケースが多くなっています。手数料をカットしたいのであれば、ノンバンク系を活用しましょう。

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