ビジネスローンは難しい?審査に通りやすくなるコツとは

2018/01/13
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「スタートさせたビジネス自体は順調に進んでいるけれど、突然のトラブルで急な資金が必要になった。銀行からの融資を受けたいのに、書類を作成したり厳しい審査を受けたりするための時間的な余裕がない・・・」、そんなときにビジネスローンの利用を考える方は多いかと思われます。

銀行融資よりもスピーディーかつスムーズに資金が得られるビジネスローンは、多くの事業者にとっての救い主だと言えます。しかし、こちらも借り入れである以上は返済能力を示すため、ある程度の条件を満たす必要があります。それらの条件を厳しく感じ、結局ビジネスローンの利用を諦めてしまう方も少なくありません。

せっかくのピンチ脱却のチャンスを、このように失うのは非常にもったいないことです。そこで今回は、ビジネスローンの性質や審査に通りやすくなるコツなどをお話しします。必要事項をチェックして、ご自身がビジネスローンを利用するときのためにお役立てください!

1. ビジネスローンでも、審査に通らなければ借り入れできない

資金調達法としては比較的容易なものだと考えられているビジネスローンも、利用する以上は融資側に返済能力を示す必要があります。特に銀行系や政府系のビジネスローンは安心して利用できる金融商品ではあるものの、それだけにやはり審査は厳しくなります。融資側に好ましくない相手だと思われ次第、資金確保は期待できないものとなります。

下準備を怠ってせっかくのチャンスを無駄にしないよう、審査に通りやすいコツや注意点などを知っておく必要があります。

ビジネスローンの審査に通りにくい事業者とは?

まずここで、ビジネスローンの審査に通りにくい事業者についてお話ししていきます。

過去に債務処理をしている

「ほかの金融商品の利用に失敗し、結果として債務処理をした」などのデータが見られる場合には、ビジネスローン利用の対象外となります。同じような問題を繰り返す可能性がある相手には、融資側としてもサポートをしたいと思わないためです。

消費者金融を利用して、トラブルを起こした過去がある

ビジネスローンの審査項目は、事業者の過去のローン利用履歴なども含まれます。事業以外にもローンを組み、加えて返済遅延などのトラブルを起こしている場合は、審査に落ちるリスクが高くなることを覚えておきましょう。

他者からも借り入れをしている

これから申し込むローン会社以外にも借り入れをしている場合、審査に通ることは難しくなります。金利が高いゆえに1社との取引でさえ大変なビジネスローンを複数組もうとするのは、事業者にとっても融資側にとっても無謀な行為です。

必要書類に虚偽の内容が見られる

ビジネスローンの審査には本人確認書類と確定申告書、事業計画書の提出が必要になりますが、これらの種類に虚偽の内容が見られた場合には、融資の対象外となります。

融資側としても返済能力が低く、借り入れに対してルーズな相手には厳しい態度で臨みます。審査に関しても同じことで、後から返済の催促に手間取らないためにも、トラブルを起こしそうな事業者を最初から避けるのです。

2.ビジネスローンの審査に必要なものとは?

さて、ここからはビジネスローンの審査に必要なものを見ていきましょう。審査に通りやすくなるポイントについてもお伝えしますので、これからビジネスローンの利用を考えている方はぜひチェックしてください。

先にもお話ししたように、ビジネスローンの審査には本人確認書類と確定申告書、事業計画書が必要になります。なお、確定申告書は3期分を用意しましょう。

ビジネスローンに通りやすくなるポイント

ビジネスローンの審査項目としては、以下の8つがあります。通りやすくなるポイントでもありますので、利用前に必ずチェックしておきましょう。

居住区分

審査を受けるには居住区分を知らせる必要がありますが、ここでは賃貸しや公営住宅に住んでいる方よりも持ち家に住んでいる方のほうが融資を受けやすいと言われています。ご自分の土地を活用して生活している事業者のほうが、何かあったときに連絡が取りやすく、また夜逃げなどのリスクが低いと考えられるためです。

居住年数

審査を受けるうえで持ち家のほうが有利だとされていますが、賃貸しの場合でも長く住み続けていれば審査に通りやすくなります。長年その場所で生活しているということはその間しっかりと家賃を払えているということにつながるので、融資側にとっての大きな信頼材料となります。

そのため、持ち家ではなく賃貸しで暮らしている方は長年家賃を払っていて、借り入れに対する十分な返済能力があるとアピールしていきましょう。

他社からの借り入れ

「これから利用するローン会社以外にも借り入れをしているか」は、審査結果を大きく左右するものとなります。他者からの借り入れが多ければ多いほど、審査に通りにくくなることを覚えておきましょう。

現時点で複数のローン会社と契約している場合には、1社でも返済を完了させることをおすすめします。もちろんほかに一切借り入れをしていないことがベストですが、無理な場合には減らす努力をしてください。

不動産の所有

不動産からの収入は事業としての収入にプラスされるので、不動産を所有していると審査に通りやすくなります。所有者そのものはご本人でも会社でも構わないので、持っている場合には積極的にアピールしていきましょう。

年商

事業としての年商が高ければ高いほど、融資側からの信頼度が増します。場合によっては希望金額よりも多く借り入れできることもあります。

創業年数

年商と同時に創業年数も、融資側にとっての信頼材料となります。しっかりとした基盤がある会社ということで、非常にスムーズな融資を受けられるでしょう。

資本金

資本金額は企業の信用度と言われるほど、融資の際には重要なポイントになります。これに年商や創業年数が加われば、審査がさらにスムーズになります。

業績

一時的に業績がダウンしていても、過去の成果やこれからの将来性が見られる場合には、融資側からの信頼を得られます。

これらのなかからアピールできるポイントがあれば、積極的に活用しましょう。

3.必ず確認!ビジネスローンのデメリット

銀行融資よりも簡単に借り入れできるビジネスローンも、このようにハードルの高い審査項目を満たさなければなりません。同時に返済が難しいというデメリットもありますので、利用する前には忘れずに確認しましょう。

ビジネスローンを返済する場合、3~10パーセントもの金利が付きます。このような高金利は事業者への負担となるため、返済が遅れる方も少なくないほどです。ビジネスローン会社は返済の滞納には厳しく、時には過酷な取り立てをする場合もあります。

「銀行融資よりも気軽に利用できるけれど、返すのは非常に難しい」のがビジネスローンです。軽はずみな金策で後悔しないよう、計画的な利用を守りましょう。

難しく思えるようなビジネスローンも、条件さえ満たしていればスムーズな借り入れが可能となります。確実に返済できるだけの経営基盤が整っているのなら、ぜひ利用してみるといいでしょう。ただし、高金利などのデメリットもありますので、危険性を理解したうえで取引に臨むようにしましょう。

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