ビジネスマッチングとはどのような仕組み?活用するメリットとデメリット

2021/10/04
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ビジネスマッチングとは、ビジネスパートナーやクライアントを効率的に探すことができる仕組みのことです。

事業を成功させるためには、よいパートナー事業者を見つけ販路を拡大させていくことが必要ですが、ビジネスマッチングでは自社が求めるノウハウなど保有する企業を探すことができます。

自社のクライアントや取引先を見つけたい経営者や、仕事のチャンスを広げていきたいと考える事業者は、ビジネスマッチングの仕組みを有効活用することをオススメします。

そこで、ビジネスマッチングとは具体的にどのような仕組みなのか、そのメリットやデメリットについてご説明します。

 

ビジネスマッチングの仕組み

ビジネスマッチングとは、企業同士が直接交渉を行って、パートナー企業クライアントを見つけることができる仕組みです。

一般の方が出会いを求めてマッチングアプリなどを利用するように、ビジネスでもマッチングするサービスが提供されています。

ビジネスにおいて、双方の需要と供給を仲介し、仕事を依頼する企業と受注する企業が公平な関係でつながることができる仕組みです。

 

ビジネスマッチングのメリット

ビジネスマッチングの仕組み利用することで、具体的にどのようなメリットがあるのか理解しておきましょう。

主なメリットとしては、

  • ・取引量が増える
  • ・他社と差別化できる
  • ・業務効率化につながる
  • ・自社にないノウハウが確保できる
  • ・他社のブランド力の活用が可能

の5つが挙げられますので、それぞれ詳しく説明していきます。

 

取引量が増える

ビジネスマッチングを利用するで、もっとも大きなメリットといえるのは、クライアントや新規取引先を効率良く探すことができ、取引量を増やすことができることです。

たとえばまだ創業まもないスタートアップ企業などの場合、人脈や企業同士のつながりが十分といえないこともあります。

その場合も新規取引先を増やすことができ、特定の取引先に依存する必要もなくなることがメリットです。

 

他社と差別化できる

ビジネスマッチングで様々な企業や事業者と繋がりを持つことができれば、市場ニーズを知り自社にはない他社の技術や商品なども把握しやすくなります。

先々、自社で新たに商品を開発するときや、サービスを展開するときに他社の内容と重複しないよう、差別化しやすくなるでしょう。

それにより売上拡大に繋げることができれば、付加価値のある商品やサービスの提供が可能となります。

 

業務効率化につながる

ビジネスマッチングにより色々な企業などとつながりを持てれば、仕入れ先や販売経路などを開拓しやすくなります。

それにより流通経路などが確保され、中間業者を介さなくても直接取引が可能となり、業務効率化に加えコスト削減も可能となるはずです。

専門性の強い販売ルートがある企業とつながることができれば、効率的に売上拡大を目指すことも可能となるでしょう。

 

自社にないノウハウが確保できる

ビジネスマッチングで他社とつながりができれば、自社に不足する技術や知識など確保することにもつながります。

たとえば新システムを購入したものの、保守管理を担当する人材がいないときなどは、ビジネスマッチングでアウトソーシングが可能な企業を探すこともできるでしょう。

抱える問題が解決でき、自社にないノウハウを確保するで、人材育成にもつながり会社全体のパフォーマンスも向上させることができます。

 

他社のブランド力の活用が可能

大手企業など、知名度の高い企業とマッチングにより協業できれば、相手企業のブランド力やマーケティング力など活かした営業が可能となります。

多額な宣伝コストをかけることなく集客が可能となり、新規顧客なども獲得しやすくなるでしょう。

そして大手のブランド力により、顧客からも信頼を得やすくなるなど、顧客離れのリスクを低減させることができます。

 

ビジネスマッチングのデメリット

ビジネスマッチングを利用することには様々なメリットがある反面、デメリットもあるため理解した上で活用するようにしてください。

先にどのようなデメリットやリスクがあるのか把握しておけば、リスク分散によりメリットのほうが大きく感じることができます。

ビジネスマッチングを利用するときのデメリットとしては、

  • ・マッチングまで手間や時間がかかる
  • ・パートナーが見つからない可能性もある
  • ・成果を得るまでは一定の時間がかかる

などの3つが挙げられます。

それぞれ詳しく説明していきます。

 

マッチングまで手間や時間がかかる

他の企業とビジネスパートナーとしてマッチングするには、自社のアピールだけでなく相手企業の調査も必要です。

相手企業の実態を確実に把握できるわけではないため、特にビジネスマッチングサービスに登録されている企業の情報などは自己申告によるものであると踏まえた上で、独自に調査することが必要となります。

本当に登録されている技術や経験などが信用できるものなのか、その企業とつながることでメリットがあるのか、反対に取引によりどのようなリスクが発生するのか確認することが必要です。

ビジネスマッチングでは双方が公平な関係でなければならないため、自社の強みなど情報も公開することも必要となり、いずれにしても手間や時間が必要です。

 

パートナーが見つからない可能性もある

ビジネスマッチングを利用すれば、必ず求めるパートナー企業と出会えるとは限りません。

すぐにパートナーとなる企業を見つけ取引したくても、妥協せずに探したほうが後でトラブルになりにくいといえます。

もし妥協した上で協業してしまうと、目的が達成できないまま無駄な費用だけが発生し、業績が好転するどころか悪化する可能性もあると留意しておきましょう。

 

成果を得るまでは一定の時間がかかる

ビジネスマッチングですぐにビジネスパートナーが見つかった場合でも、その成果があらわれるまでは時間がかかるものです。

膨大な手間・時間・多額の資金が必要になることもあり、その場合には特に結果がでないことに焦ってしまいがちですが、成果はすぐに得ることができるわけではないと留意しておきましょう。

 

ビジネスマッチングの方法は主に2つ

ビジネスマッチングの方法は主に、

  • ・商談会や展示会などの交流イベント
  • ・インターネット上のビジネスマッチングサービス

の2つです。

それぞれどのような特徴があるのか確認しておきましょう。

 

商談会や展示会など交流イベント

自治体や民間企業などが主体となり開催している展示会や商談会など、交流イベントもビジネスマッチングといえます。

法人以外にも個人事業主など参加可能となるイベントもありますが、いずれにしても対面で行うため事業者同士のニーズを確認しやすいことが特徴です。

もしニーズが合致すれば、スムーズに商談が進むこととなるでしょう。ただし交流イベントが開催される時間や場所が限定されるため、タイミングが合わなければ参加できないことがデメリットです。

 

インターネット上のビジネスマッチングサービス

インターネット上でサービスとして提供されているビジネスマッチングなら、企業同士を効率的に結びつけてくれます。

金融機関など民間企業や、経済産業省など国運営のサービスもあり、こちらも法人以外に個人事業主が登録可能となるものもあります。

ネット経由であれば、時間や場所が限定されず、好きなタイミングで登録したり探したりできることはメリットです。

特に新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念されたここ数年は、展示会や商談会など交流機会となるイベントは減少しているため、ネット上のビジネスマッチングサービスのほうが活用しやすいといえるでしょう。

 

ビジネスマッチングサービス利用の流れ

インターネット上でビジネスマッチングサービスを利用するときには、

・希望の案件を探し企業に問合せする
・自社の情報を登録しておき問合せがあるのを待つ

のいずれかで他社とコンタクトを取ります。

ビジネスマッチングサービスでは登録している企業は、

  • ・事業内容
  • ・強みといえる技術やノウハウ
  • ・具体的な実績

などの情報が掲載します。

仕事を依頼できる企業を探しているときには、公開されている企業の情報を確認し、ニーズに合う企業へ問合せするとよいでしょう。

企業によっては、外部用のパンフレットや資料、公式ホームページのURLなど掲載しているため事前に確認することもできます。

反対に仕事を受注したいときには、自社の情報を登録・公開しておき、企業から問合せを待ってみましょう。

保有する技術やノウハウ、実績などが多いほど強みとしてアピールしやすくなります。

魅力の高さをアピールできれば、仕事の依頼を希望する企業から問い合わせてもらいやすくなるでしょう。

 

ビジネスマッチングを成功させるコツ

会社を成長させるためにも、ビジネスマッチングを成功させたい!と考えている経営者は多くいることでしょう。

ビジネスマッチングでパートナー見つけたり新規顧客を獲得したりなど、成功させるためにはいくつかポイントを押さえておくことが必要です。

主なコツとして、

  • ・ニーズの高いジャンルを選択する
  • ・確実に自社の魅力をアピールする

の2つポイントを押さえておく必要があります。

 

ニーズの高いジャンルを選択する

ビジネスマッチングで成功するために必要なことは、ニーズの高いジャンルを選ぶことがまず必要です。

ニーズの低いジャンルを選んでしまうと、マッチングできる可能性が一気に下がるため、どれほど入念な事業計画を立てていても利益を出すことが難しくなります。

需要が高く儲かりやすいジャンルを選択したいのなら、

  • ・実現性
  • ・市場性
  • ・競合優位性
  • ・収益性
  • ・整合性

などの観点から絞り込んでいきましょう。

 

確実に自社の魅力をアピールする

ビジネスマッチングでパートナーを見つけ協力できる関係を築くことや、新たな顧客を見つけて商談や契約に結びつけていくためには、自社と取引したいと感じてもらえることが必要です。

そこで、確実に自社の魅力をアピールするために、

・相手の課題や要望を理解する
・チャレンジ精神を持ち業務に取り組む
・自社の実績をしっかり伝える

などを実行してみましょう。

 

相手の課題や要望を理解する

自社の良さや魅力、強みをアピールすることは大切ですが、それよりも前に相手企業についてしっかり調査を行い課題や要望に応えることができるようにしておきましょう。

相手企業の満足度を高めることで、より自社に好印象を持ってもらうことができ、取引相手としてふさわしいと選んでもらいやすくなります。

相手企業の立場に立ち、今何を課題として抱えているのか、その悩みを解消するために自社ができることは何かしっかり考えておくようにしてください。

 

チャレンジ精神を持つ

現状維持ではなく、チャレンジ精神を持ち業務に取り組むことで、相手企業から評価してもらいやすくなります。

新たな商品開発や新たな分野へ事業拡大するなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた今だからできることです。

従来までの商品や事業では通用しなくなったことでも、ビジネス転換多様化により、勢いを持って課題解決につながることができます。

先が見えない時代となった今だからこそ、次の時代にチャレンジ精神を持って挑む気持ちも大切です。

 

自社の実績をしっかり伝える

これまでの実績や強みを相手企業に伝えることで、安心して取引してもらいやすくなるでしょう。

自社の特徴や保有する技術業務への取り組み方など、他社にはない自社の強みを伝えることが必要です。

 

まとめ

ビジネスマッチングをうまく活用することにより、効率的にビジネスパートナーを見つけることができ、事業拡大や新規事業立ち上げなどスムーズに進めることが可能となるでしょう。

ただしビジネスマッチングは、あくまでも企業間同士がつながるきっかけをつくるだけなので、マッチング後に必ず商談成立に至るというわけではありません。

そのためマッチングした後は、企業同士がそれぞれの強みや魅力をアピールしつつ、公平な取引になるように交渉して契約まで進めていくことが必要です。

もし交渉により、互いにメリットがないと判断することになれば、マッチングによる商談成立には至らなくなるためその点は理解しておきましょう。

ビジネスマッチングの種類は色々ありますが、無料で利用できるインターネット上のビジネスマッチングサービスなどもあるため上手に活用すてください。

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