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ノンバンクからの資金調達を確実に成功させるポイント3つ!

ノンバンク2018/06/23

ノンバンクからの資金調達は企業にとって極めて重要です。資金調達をしなければならない場面は経営上何度もあります。運転資金が足りないときや設備投資資金が足りないときなどです。もしものときに役立ってくれるのがノンバンクですが、利用したことでかえって自社の首を絞めることも・・・。

こちらではノンバンクからの資金調達を成功させるためのポイントを紹介していきますそもそも資金調達する前には準備が必要になるわけです。準備をしっかりと行った上で借り入れを実施しましょう。何も考えずに借り入れだけを先行して行うのは失敗の原因となります。

 

ポイントその1|何に使うのかを決めておくこと

・運転資金に使うのか?
・設備投資資金として使うのか?
・税金の支払いに使うのか?

資金調達ですが、単にキャッシュフローを見て資金が足りなくなりそうだから行う、ということではいけません。
資金調達後のことをしっかりと考えた上で借り入れを行わなければならないのです。

借り入れする目的を明確にしておかなければ、借りたとしても緊急性の高い支払いを後回しにしてしまう可能性もあるのです。調達した資金の使い方を誤ってしまえば、会社としての資金難の状況は変わりません。継続して資金が足りなくなることになってしまうかもしれないのです。

そもそも借り入れの返済が終わっていない状態での再度の借り入れはかなり厳しいです。資金調達を行うのであれば、使いみちを限定してより効率的に対応していかなければなりません。そのためにも調達する前に必ず使いみちを決めておくのです。

 

ポイントその2|調達する金額を決めておくこと

・必要な金額を明確化しなければならない
ノンバンクからの資金調達ですが、どの程度の金額を希望しているでしょうか。
300万円くらい、といったアバウトな設定をしているのではありませんか?

アバウトな設定であったとしても、その金額に整合性があれば問題はありません。会社のキャッシュフローや経営状態をしっかりと把握した上で算出している金額であれば良いのです。

しかしキャッシュフローも調べずに「いくらくらい」と完全にアバウトな金額でノンバンクに申し込みを行ってしまう方も少なくありません。それでは調達をした後に調達金額が足らなかった、ということになりかねないのです。

逆に「借りすぎてしまう」ということも考えられます。借りすぎてしまうのも、実は大きな問題なのです。借りすぎてしまうと、それだけ金利手数料が高くついてしまいます。高額の返済をしなければなりません。必要最低限の借り入れに抑えることがノンバンクとのうまい付き合い方につながるのです。
そのためにも調達する金額をはじめから明確化しておかなければなりません。

・どうやって希望調達金額を定めればよいのか?

前述した「何のために資金調達をするのか」を定めておけば希望調達額は見えてくると思います。

運転資金のために資金調達するのであれば、まずは1ヶ月分の運転資金を計算します。そして何ヶ月分必要になるのかを計算すれば、希望調達額が見えてくるでしょう。

設備投資資金として調達する場合には、設備にどれくらいのお金がかかり自己資金からいくら出せるのかで調達額が決まってきます。

税金についても昨年の税金額を参考にすれば、ある程度の必要金額も見えてくるでしょう。

このように希望調達額の設定は、調達の目的が明確化しているのであれば難しくありません。

 

ポイントその3|ノンバンクの審査レベルが自社にマッチしているか?

・審査を突破しなければ始まらない

資金調達をしようと思っても、審査に落ちてしまえば資金を得ることはできません。
ノンバンクは審査がゆるいいと思われがちですが、業者によって審査が厳しいところもあるのです。申し込む前に、審査レベルが自社にマッチしているかを調べておかなければなりません。

審査レベルに関しては把握するのが難しいと思います。確かに業者が「審査は厳しいです」「審査は易しいです」といったこと述べることはありません。

・ノンバンクの審査レベルをチェックする方法

・設定実質年率から審査レベルを確認する
・ノンバンクの会社としての規模から審査レベルを確認する
・クチコミ情報を確認する
・申し込み条件を確認する

 

【実質年率と審査レベルの関係性】
ノンバンクの審査レベルを把握する方法として注目してほしいのが「実質年率」の設定です。実質年率に関しては、高く設定されている業者は審査難易度が高いです。一方で実質年率が低く設定されている業者は審査難易度が易しいです。

業者として実質年率が低いという場合は利益率が低い、ということを意味します。利益率が低いので、なるべくリスクが高い貸し出しを控えなければなりません。
一方で実質年率が高い業者は利益率が高いわけです。利益率が高いので、多少リスクが高かったとしても問題ありません。

自社の経営状況が良い場合には、審査難易度が高いノンバンクの利用もできるでしょう。しかし決算書などの内容が評価されないような企業に関しては、なるべく審査難易度の低い業者を選ばなければなりません。

ちなみに設定実質年率が10%を切ってくるようなノンバンクは審査が厳しいです。一方で15%から18%程度で貸し出しているノンバンクは審査難易度が低めとなります。

【ノンバンクの規模と審査レベルの関係性】


・大手のノンバンク・・・審査難易度が高い
・中小のノンバンク・・・審査難易度が低い

大手のノンバンクの場合ですが、知名度が高いわけです。多くの業者からの申し込みを受けるので、その中から取捨選択して貸し出しするところを決定できます。結果的に審査通過率が低くなる傾向にあり、審査は難しくなるのです。

一方で中小のノンバンクに関しては、貸し出し先を選り好みできません。申込数が限られているので、基本的に審査難易度を下げざるを得ないのです。そもそもノンバンクはお金を貸さなければ収益につながりません。

【口コミと審査レベルの関係性】
実際にそのノンバンクを利用した人の意見を聞くのもおすすめです。
インターネットから各社の口コミをチェックすることも可能です。

口コミで審査について易しいということであれば、審査難易度が低い可能性が出てきます。もちろん口コミの全てが真実とは限りません。ですからなるべく多くの口コミをチェックしてください。多くの情報から判断するのです。

【申し込み条件と審査レベルの関係性】
ノンバンクの貸出条件をチェックしてみましょう。

貸出条件として「創業○年以上」や「決算○期分の提出必須」というものがあると思います。
その○の部分の数字が大きくなればなるほど審査難易度は高くなる傾向にあるのです。

そもそもノンバンクは創業初年度の貸し出しは実施していません。少なくても決算書が審査で必要になるからです。1回は決算期を迎えていなければなりません。

ボーダーラインとなってくるのが2年目です。創業2年目の会社の利用をOKとしている業者は比較的審査が優しい傾向にあります。一方で創業3年目以上でなければ利用できない、としているノンバンクは審査が厳しく設定されている傾向にあるのです。

ノンバンクの審査基準の一つに「創業年数が長ければ長いほど信頼できる企業」というものがあります。要は創業年数が短いと審査落ちする可能性が高くなるのです。だからといって創業年数を変えることはできません。よってノンバンクの利用条件から創業年数をどれだけ重視しているかを確かめるわけです。

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