ノンバンクとは?資金調達にぜひチェックしておきたいローン

2018/01/16
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事業を運営するなかで資金が必要になると、多くの方が銀行融資やビジネスローンなどの資金調達法を試みることでしょう。ビジネスローンは銀行融資よりは時間がかからないものの、入金を確認するまでに最長で1週間かかるケースがあります。時間的な余裕がある場合ならまだしも、急な出費が必要となるときにはもう少し早い段階での入金を期待したいですよね。

そのようなときに、ノンバンクによるビジネスローンが非常に役立ちます。最短で即日の入金が確認できるということで、急ぎの資金確保が必要な事業者によく利用されています。また、カードローンならではの通りやすい審査で、比較的気軽に資金調達ができることも大きなメリットです。

そこで今回は、ノンバンク系のビジネスローンの種類や利用方法についてご説明していきます。利用前に気をつけておきたいデメリットや注意点についてもお話ししますので、ぜひ予備知識としてお役立てください!

1. ノンバンクとは?

ノンバンクとは、文字通り「銀行ではない」という意味で、預金業務をおこなわない金融機関のことです。1970年ごろから急速に発展し始めたノンバンクは今でこそ衰退の傾向にありますが、それでも多くの方に利用されているサービスを提供しています。

ノンバンクは預金業務をおこなわないため、銀行から低金利でお金を借りて高金利で利用者に貸し出すというビジネスモデルを構築しています。金利による差額を利用して利益としているので、例えば銀行で借り入れをするときよりも金利が高くなります。

また、ノンバンクには個人用と事業者用があり、それぞれ特徴や用途が異なります。特に事業者を対象とするビジネスローンから得られる資金を個人の生活費にあてるなどはできませんので、その点についてはよく理解しておきましょう。

2.ノンバンクを有効活用!ビジネスローンで資金調達

ノンバンクはさまざまな金融商品を提供していますが、そのなかでも事業者の方におすすめなものはビジネスローンです。

事業を運営していくと、どうしても途中で運転資金が必要になるもの。銀行による融資や株式発行などの手段がありますが、融資では厳しい審査に合格する必要があり、株式発行では利益を出資者と共有する必要性が生じてきます。融資も株式発行も堅実な方法ではあるものの、状況によっては非常に厳しい結果を招くこともあります。

そこで、ノンバンク系のビジネスローンの利用が有効となります。基本的にビジネスローンは短期間での借り入れが可能なので、急な資金が必要となる事業者には適した資金調達法です。ビジネスローンには銀行系とノンバンク系、政府系のものがありますが、ここでは銀行系とノンバンク系のビジネスローンの違いについてご説明します。

銀行系ビジネスローンとノンバンク系ビジネスローンの違い

銀行によるビジネスローンとノンバンク系ビジネスローンを比較すると、

・銀行系ビジネスローン
借り入れ可能な金額:500万円~5000万円
金利:5~10パーセント
入金タイミング:3営業日~1週間
借り方:契約後に一括借入
返済手段:元金均等返済、元利均等返済、期日一括返済

・ノンバンク系
借入可能な額:300万円~500万円
金利:10~15パーセント
入金タイミング:最短即日
借り方:コンビニATM、銀行ATM
返済手段:残高リボルビング返済

となっています。

こうして見ていくと銀行系のビジネスローンのほうが安全な手段のように思えますが、その分時間もかかります。そのため、すぐにでも資金が欲しいときにはノンバンク系のビジネスローンのほうが適していると言えます。

ノンバンク系ビジネスローンのメリット

ノンバンク系の起業によるビジネスローンのメリットは、やはり比較的スムーズな借り入れが可能なことです。銀行系のビジネスローンのほうが安心材料としては優秀であるものの、審査が厳しいうえに融資側があまり積極的な態度を見せないという難点があります。その点、審査項目がやさしくスピーディーな対応をしてくれるノンバンク系のビジネスローンは、急な資金が必要になったときの大きな助けとなってくれるでしょう。

また、「不動産や保証人を必要としない」というメリットもあります。借り入れ後に問題なく返済できるのなら、ノンバンク系ビジネスローンは利用価値が非常に高い資金調達法だと言えるでしょう。

3.要注意!ノンバンク系ビジネスローンのデメリット

これまで銀行系ビジネスローンとノンバンク系ビジネスローンの違いについてご説明し、ノンバンク系のメリットをお伝えしました。手軽かつスピーディーな対応が何よりの魅力となりますが、全くデメリットがないとは言い切れないのもまた事実です。

簡単に利用できるからこそのデメリットや危険性は、決して無視するべきではありません。ここでノンバンク系ビジネスローンのデメリットについてお話ししますので、利用前にぜひ確認しましょう。

金利が高い

銀行系ビジネスローンとの比較でも指摘したとおり、ノンバンク系ビジネスローンは金利が10~15パーセントと非常に高いです。銀行系が5~10パーセント、銀行融資が2パーセント、制度融資が1パーセントだとすると、この金利がいかに高いかがわかりますね。

借り入れをする際にはとにかく資金を集めるのに必死で、金利のことになど気を配れないかもしれませんが、返済を始めるときにその負担に気づくことになります。なかには高金利な返済を苦しく思い、返済不能になって事業を倒産せざるを得ない状況にまで追い込まれる方も少なくありません。

金利のつけ方はローン会社によっても異なるので、利用前の確認をおすすめします。また、限度額や入金タイミングだけでなく、金利についてもローン会社を選ぶ際の判断材料に加えておきましょう。

信頼できない会社もある

銀行系ビジネスローンには銀行による運営という安心材料がありますが、ノンバンク系にはそれがありません。なかには信頼性がなく危険な会社もあり、うかつにかかわると後に大変な思いをすることもあります。

ノンバンク系のビジネスローンを利用するときは、金融庁のサイトから業者名を検索してみましょう。貸金業者は金融庁への登録が義務付けられていますが、悪質な会社は登録をしていないケースが多いので、ヒットしなければ利用を控えるべきです。そのほかにも会社概要や連絡先を確認し、信頼に値する業者かどうかを判断しましょう。

また、実際の利用者の口コミも参考にしましょう。少しでも悪評が書かれているのであれば、その会社にはかかわらないほうが無難です。

借り入れ限度額が少ない

銀行系ビジネスローンとの比較でもある通り、ノンバンク系のビジネスローンで借りられる限度額は比較的少額です。限度額の範囲内では何回でも借りられるというメリットもありますが、その分金利の負担も大きくなることは、先にご説明したとおりです。

そのため、ノンバンク系ビジネスローンは「大きなお金が今すぐ欲しい」という状況には不適切な方法だと言えます。「それほど大きな金額は必要ないけれど、すぐに資金調達が必要」というときには向いているので、そのような状況下であれば問題なく利用できます。

ノンバンク系ビジネスローンはある程度の資金が急に必要となるときに非常に有効な手段です。便利である反面、デメリットや危険性も存在しますので、利用前には十分な確認と業者選びに努めましょう。

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