優良ファクタリング業者の見極めるポイント

今回は優良なファクタリング業者の見分け方を中心に、注意すべきポイントを解説しようと思います。手数料から取引形態、違法行為の有無など…いずれも取引前に確認すべき部分。見落としてしまっては大変です。

「手数料が高すぎる。もっと安いファクタリング業者が見つかった…。」

「2社間ファクタリングのはずが、いつのまにか3社間に…。」

「あれやこれやと理由をつけて、金銭貸借に誘導される…。」

これらは、いずれも悪質業者の手口。多くのファクタリング業者は健全に運営しているものの、中には悪徳業者も潜んでいます。

こうしたトラブルを回避するためには、やはり「信頼できる優良ファクタリング業者」と出会うことが不可欠。大切な売掛債権を任せるに足る、信頼できる業者を見つけましょう。

優良ファクタリングを見極めるための8つのポイント

そもそも皆さんは、「優良なファクタリング」をどのような業者とお考えでしょうか。「違法行為を行わない」、「契約内容を順守する」など根本的な部分は当然として、

〇割安な手数料・分かりやすい料金体系

〇柔軟な審査体制・スピード感のある取引

〇対応金額のカバー範囲

など、取引利便性に関わる部分も選択ポイントに入ってくるかと思います。どれほど健全な運営体制でも、ゾウのように重たい手数料とカメのように遅い入金スピードでは、優良ファクタリング業者とは言えません。

ファクタリングの最大のメリットは、「割安な手数料とスピード感の支払い体制」に他ならないからです。

ポイント1:手数料は相場通りか?ぼったくりファクタリングではないか?

ファクタリングは期日到来前の売掛債権などを買い取る代わりに、譲渡人(顧客)に対して代価を支払う契約です。譲渡人は本来の期日前にお金を受け取ることが出来るかわりに、ファクタリング業者に対して「手数料」を支払います。

ファクタリング契約における手数料は、ある種の相場が存在します。優良なファクタリングは当然この相場の範囲で手数料を設定しているため、

手数料に関して注意すべきファクタリング業者

このようなスタイルで広告を出しているファクタリング業者は、注意した方が良いでしょう。実際に取引をしてみると、思った以上に高額ということも考えられます。

ファクタリング手数料の相場は?

具体的な手数料の相場ですが、ここでは大まかな相場観についてだけ触れようと思います。

(詳しい手数料の相場については手数料を解説したコラムに譲ります)

ファクタリング手数料の相場は、取引形態及び取引債権の額面により大きく変動します。

まず取引形態についてですが、ファクタリングには2社間取引と3社間取引の2種類が存在。基本的に譲受人であるファクタリング業者にとって回収リスクの小さい、「3社間ファクタリング」が割安です。

ただし、3社間ファクタリングは取引先企業にファクタリングを知られてしまうため、「力の弱い企業」ではあまり好まれない方法です。

また、ファクタリングは債権譲渡登記を行う関係上、一定額の手数料がかかります。そのため、取引対象となる債権の額面が高額であるほど「手数料が割安」。高額債権であれば手数料を差し引いても、得られる利益が多くなるため、当然の話だと言えるでしょう。

ポイント2:審査や支払のスピードは適切か?

1日も早く資金を手にしたい状況に置かれた時は、審査や支払のスピードも重視したいところです。ファクタリング業者もサービスの向上を続けており、債権の内容や取引形態によっては即日支払に対応している業者も存在します。

もともとファクタリング自体、「銀行融資の厳しい審査と融資実行の遅さ」に注目を集めた側面もあるため、スピード感は重視したいところ。これに欠けるファクタリング業者は、やはり「優良」とは言い切れないでしょう。

ところが、残念なことにファクタリング業者の中には、経営状態や財務状況を確認に時間をかけすぎてしまい、利用者が「これならあまり銀行融資と変わらない。手数料が高くて損したかも…」と嘆く話も耳にします。

更に、中には約束した支払い期日を守らず、著しく遅延する業者も。スピード感に関する問題は深刻です。

正直なところ、取引スピードや審査日数については、実際にそのファクタリング業者と取引を行ってみるまで何とも言えない部分です。コンタクトを取った時や、他の利用者の声を参考にするしかないでしょう。

ポイント3:取引フローをイメージできるか?わかりやすいか?

スピード融資を合わせて気になるのが、「信頼性」の問題です。悪徳業者による詐欺まがいの行いはもちろん、不必要にわかりにくい説明や複雑な取引形態で、取引フローをイメージできない業者も「優良」とは言えません。

取引経験の豊富な優良ファクタリング業者は、顧客がこうした要望を持っていることを十分に知っており、自社ウェブサイトや広告面などに「具体的な審査の流れがイメージできる」ものを表記。円滑な取引を進めるための周知を図っています。

審査の流れがイメージできるものを信頼しよう

「最短1日」、「即日融資」といったフレーズに惑わされず、こうした取引の流れをしっかりと説明している企業を選びたいところです。

ポイント4:取引債権はファクタリング業者の得意範囲か?

ファクタリング契約で扱われる債権は、「10万円単位~億単位」と非常に幅広い点が特長です。業者ごとに得意とする債権の範囲が違うので、売却しようと考えている債権額面を確認して、「最も得意としている業者」を選びましょう。

どれほど手数料が安いファクタリング業者であっても、得意とする債権額面にマッチしなければ、理想的な取引条件を引き出すことは難しいです。

対応サービス範囲の見分け方

最も確実な方法は、やはり業者ごとに個別の見積もりを取り「相見積書」を制作する手法でしょう。これならほぼ確実に比較検討が行えるため、希望する条件に最も近づくことができます。

ただし、対象となる債権額面や時期・日程によっては、業者側からの見積りが遅く、希望期日に資金調達を行えない可能性が出てきます。時間リソースが不足している状況では、「ファクタリング業者の比較サイト」や「過去の取引実績」を参考にして選択するのも1つの手です。

特にファクタリング業者の比較サイトは、多くのファクタリング業者を短時間で比較件とうすることができるため、急いで判断しなければならない状況では心強い存在です。

ポイント5:直接会って話せるか?

「直接会って話すことができるか否か」は、優良ファクタリング業者を見分けるために最も大切な部分であると同時に、「悪徳ファクタリング業者」を見分けるための有効な方法です。

最近は消費者金融同様に、ネット完結を謳っているファクタリング業者も増えてきましたが、それと「会うことが出来ない」は話が別。特に取引対象の債権額面が高額であるにもかかわらず、「会えない」のは明らかに不審を持つべきです。

最悪の場合、反社会勢力の関係者であったり、顔を見られたくない後ろ暗い人物である可能性があります。

ポイント6:住所や電話番号は本物か?

ポイント5に続く部分ですが、直接会って話せない場合、企業の住所も偽りを表記している可能性があります。住所や電話番号に偽りを記載するような業者は、「優良」と言えないだけでなく「悪徳」の可能性が高いです。

近くであれば実際に訪れてみたり、ストリートビューなどを活用して指定住所を調べても良いでしょう。「バーチャルオフィスかな…?」と感じることがあれば要警戒。それほど手間のかかる作業ではないので、必ず確認したい部分です。

また、電話番号にも注意してみましょう。最近クラウドサービスを利用した転送回線を用いている業者も多く、実際には携帯電話で応対している可能性があります。

住所や電話番号、面談等でチェックすべきポイント

〇住所を調べるor訪れると「表札・看板」が出ていない
→限りなく怪しいと見るべきです。一般的な企業であれば、必ず自社の位置は表示します。

〇折り返し電話が「常に携帯電話」
→こちらも要警戒。特に通常オフィスにいる時間の場合、わざわざ携帯電話を利用する理由はありません。固定回線を引いていると見せかけている可能性があります。

〇オフィス面談を断ってくる
→顧客側ならいざ知らず、ファクタリング業者が面談を拒否する理由はほとんど見当たりません。また、オフィスに訪問を断りつつ「近くの喫茶店で…」と場所の変更を持ちかける業者も要注意。バーチャルオフィスを利用している可能性があります。

ポイント7:契約や事務手続きは適切か?

ポイント5及び6と連動して、悪徳業者の見分け方に繋がる部分です。ファクタリングは銀行法や貸金業法の規制を受ける取引ではないものの、金銭債権を扱うため契約書や手続き書類は必須。

これを作成しない業者は、言うまでもなく悪徳業者です。

契約書や必要書類で注意すべきポイント

〇契約書の控えを渡さない
→あとになって支払期日や手数料を書き換えてしまう可能性が存在します。手数料が空欄になっている場合は特に要注意。仮に取引が正常に成立したとしても、こうした書類にサインすることは危険です。

〇取引口座が個人名義
→通常ファクタリング業者は法人であり、個人事業主が経営者であることはほとんどありません。会社概要などで法人を名乗りつつ、個人名義の口座が指定された場合は要注意。実在しない会社かもしれません。

〇別の取引を持ちかける
→悪徳業者に最も多い手口です。最初はファクタリング取引を持ちかけつつ、「その条件では難しいから…」と闇金貸付や、担保融資へと誘導します。貸金業法に抵触する可能性が高く、非常に危険です。

ポイント8:必要経費は適切か?

ファクタリング取引は業者の取り分となる「手数料」以外に、登記関係の書類や司法書士への依頼料など、別途費用が必要です。これらを手数料に含める業者とそうでない業者がありますが、いずれにせよ明細や内訳を確認することをオススメします。

特に注意したいポイントをまとめましたので、確認してみましょう。

必要経費でチェックすべきポイント

〇司法書士依頼料
→主に売掛債権の登記などを司法書士に依頼する際に必要な経費です。ファクタリング業者により依頼料は異なりますが、相場は「5万円~10万円」程度。非常に高額な金額が設定された場合は注意しましょう。

〇消費税
→ファクタリングの手数料に非課税です。にもかかわらず消費税を加算する業者は要注意。ほぼ間違いなく悪徳業者でしょう。百歩譲って遠くから見ても、名目手数料として不当に利益を得る業者は優良とは言えませんよね。

〇使途不明の日当などを請求
→外見上の手数料を著しく低く設定した業者に見られる手口です。相場を大きく下回る手数料を示しつつ、担当者日当・取引着手金・事務手数料などなど「様々な諸経費」として回収を図ります。

これらの手口を行う業者はとても優良とは言えません。多くの場合は悪徳業者ですが、そうでなかったとしても、信頼して継続的な取引を行うべきではないでしょう。

 

冒頭にて触れましたが、多くの優良なファクタリング業者は、しっかりした経営基盤と取引体制を完備し、顧客にわかりやすい料金体系やサービスを提供します。

「ん?なんだかおかしいな?」と感じた時は、注意深くファクタリング業者を観察してみましょう。悪徳業者の兆候が見えてくるかもしれません。

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