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即日融資に対応できる資金調達方法は闇金以外にある?

即日融資2019/01/11

事業資金の業者選びを行う上で、もっとも大切な判断基準になるのは、資金調達を行う先の業者が悪徳な闇金などではなく、正規の業者であるかどうかです。

いくら即日に融資を受けたいからといって、正規以外の業者である「闇金」から資金を調達してしまうと、あとで大きなトラブルに繋がる可能性があるため絶対に避けなければなりません。

 

闇金とはどのような業者?

闇金とは、違法な行為を行いながらお金を貸し付ける業者のことです。本来、お金を貸すことを業務とするなら、金融庁への届出と審査を経て、銀行であれば銀行業務を健全・適切に運営するための「銀行法」、消費者金融なら貸金業を適正な運営で営み適正な運営を確保する「貸金業法」に遵守した営業が求められます。

闇金は金融庁への届出はもちろん、法律も遵守しない、違法な金利での貸し付けや暴力的な取り立てを行う業者です。ただし、即日融資を受けたいなど、急いで資金が必要な方には対応します。

そのため、すぐに資金調達しなければならないのにどこからも借入れができないという場合など、闇金なら即日融資してもらえると手を出してしまう方もいるようです。

 

闇金かどうか確認する方法

しかし、闇金は一度でも手を出すと後で大変なことになります。資金調達しようとしている先が、闇金以外の正規の業者か知りたいという場合は、金融庁のデータベースである「登録貸金業者情報検索入力ページ」を使ってみましょう。

このデータベースを使えば、その業者が本当に都道府県に届出を行って、許可を取得した登録業者か確認できます。

業者の名称以外にも、所在地、代表者、貸金業登録番号などが、伝えられているものと一致するか確認してみましょう。闇金でなければ登録されていることが確認できるはずです。
登録されている業者以外は闇金だと考え、お金を借りないようにしてください。

 

闇金はなぜ危険?一度でも手を出すとなぜ人生が台無しに?

すぐに資金を貸してくれる闇金は、なぜ利用していないほど危険なのかを理解しておく必要があります。闇金は、法外な利息で資金の貸付けを行いますが、10日で1割や10日で3割など、通常では考えられない金利を設定してきます。

「トイチ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうが、これは10日で1割の利息を付けるという意味で、年利に換算すると365%の金利になります。消費者金融などでも、最高年20%までの金利しか認められていませんので、どれだけ違法な行為か確認できはずです。

すぐに資金が必要という弱みに付け込み、法外な金利設定で貸付を行い、少額の資金が多額の利息であっという間に何倍にも膨れ上がります。

特に、闇金は取り立てが厳しく行われるのも大きな特徴で、法外な金利で利息が膨れ上がり、返済できない状況になった方に対しても、闇金は容赦なく取り立てを行います。昼夜問わず脅迫や暴力まがいの取り立て方法で、自宅や職場を訪れ、家族にまで催促を行いにきます。

 

消費者金融などノンバンクと、闇金の大きな違い

闇金は免許を取得していない違法な業者ですので、法律の範囲での金利設定や取り立て行為は守りません。

法律に則って正しく金融業務を行う消費者金融などの場合、契約者本人以外に連絡をすることはありませんし、催促の連絡も夜20時以降は行わず、さらに着信は1日3回迄と決められています。

金融庁のホームページでは闇金業者を一覧で公表しています。本来は登録されていない業者のはずなのに、詐称した登録番号を使っている悪徳な業者ですので、騙されないように確認しておくと安心です。

 

即日融資ならノンバンクのビジネスローン?

急いで資金を調達しなければならないという場合、闇金以外の正規の業者を利用するなら、どこを利用すればよいのでしょう。

銀行融資を利用しようとすると、申し込みから融資実行まで1週間程度はかかるため、即日融資には適していません。それに対し、ノンバンクビジネスローンなどは、即日融資に対応しているところもあるようです。

ただし、金利が18%程度で設定されているなど利息負担が大きいので、確定している入金まで数日の間のつなぎ資金に一時的に利用するなど、限定した期間のみの利用にとどめたほうがよいでしょう。

 

個人がノンバンクから借入れをして事業資金に充ててもOK?

個人で消費者金融の無担保ローンから借入れを行い、事業資金として利用してはどうかと思うかもしれませんが、事業資金に流用する行為は禁止されています。ただ、生活費を事業資金に充て、消費者金融からキャッシングして生活費を準備するという、個人借入を事業資金に転用したことがある方もいるようです。

確かに、消費者金融は即日融資できることが大きなメリットで、早さという部分では利用者のニーズを十分に満たしているといえます。しかし、事業資金への流用は認められた行為ではありません。契約違反になれば、強制解除となる可能性もあるので、行わないことが大切です。

どうしても事業資金を借入れで対応したいという場合で、とにかく急ぐという場合には、ノンバンクのビジネスローンなどを使うことを検討しましょう。

 

ビジネスローン以外で即日資金調達する方法は?

ビジネスローンを運営するのは、銀行とノンバンクがありますが、銀行から融資を受けようとすると先にも述べたとおり、審査や手続きに時間がかかってしまいます。

その分、ノンバンクであれば、銀行よりも迅速な審査で、担保や保証人を設定することなく、利用できるケースがほとんどでしょう。早ければ即日融資が可能という場合もありますが、金利は高めになる点を理解しておく必要があります。

融資限度額についても、銀行からの融資であれば数千万円から億単位までの事業資金に対応できるのに対し、事業者ローンは数百万円ほどが限度となります。

ノンバンクは即日融資を受けることができる可能性が高い部分でメリットが高いですが、高い金利と低めの融資限度額になることを理解した上で利用することが大切です。

即日資金調達が必要なら、借入れ以外の方法を検討してみることも大切です。

 

売掛金があるならファクタリングを検討してみる

資金調達の方法は借入れだけではありません。特に、即日融資にこだわる場合、借入れにこだわると手段が限られるため、どうしても急ぐという場合には闇金にも手を出してしまいがちです。

しかし、事業を営む上で、闇金を利用することは絶対に避けなければならないことであり、融資を受けるなら闇金以外の正規の業者から借りることが絶対条件になります。

借入れにこだわらず、売掛金があるのならファクタリングでの資金調達を検討してみましょう。

すでに保有している売掛金をファクタリング会社に売り、現金化することで資金調達が可能になる方法なので、欧米では手形取引よりも一般的に利用されている方法です。販売が完了している商品や役務提供によって発生している売掛債権を現金にするので、借入れではなく借金は増えません。

そのため、決算のときに負債項目を増やさずにすみますし、経営や金融機関評価に影響を与えにくいのもメリットです。売掛金の入金を前倒しする、借入れ以外の資金調達方法なので、キャッシュフローが改善していくことが見込めます。

即日で対応できる場合もあるので、もし支払いサイトの長い売掛金を抱えている場合には、ファクタリングを使った資金調達を検討してみるとよいでしょう。

 

まとめ

このように、闇金を利用すると後で事業が続けられなくなる可能性があるため、もし即日融資など借入れを検討するなら闇金以外から行うことが原則です。

しかし、資金調達の方法は借入れ以外にもあります。即日融資にこだわるあまり、闇金に手を出してしまう前に、ファクタリングで即日対応してもらえないか確認してみるとことをおすすめします。

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