資金繰りの審査ってどのような項目を見ているの?

2017/10/27
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資金繰りには、必ず審査が行われています。どの会社でも審査を受けることで、信頼性をしっかりアピールしているのです。信頼性がなかったり、成長すると思われない会社には、お金を貸さない選択肢の方を取ります。審査落ちを続けて、逆に借りられない状況を作ってしまうのは、資金繰りを悪化させる要因になります。審査に関連する情報をしっかり押さえましょう。

 

審査を受けることで会社に貸せる金額が決まる

 

審査を受けることにより、最終的に貸してくれる金額が決まります。求めている金額よりも小さくなる可能性もありますし、限度額を設定しているローンの場合、思っていた以上にローンの限度額が小さいように感じます。審査の結果によっては、思っていた状況に持っていけない可能性もありますので、審査の状況はとても大事になります。

貸せる金額がある程度高くなっている場合、会社の信頼性は高いと判断され知恵ます。資金繰りは思ったように進んで、使える金額もある程度調整できるようになるでしょう。信頼できて返済も十分にできるだろうと判断されるようになれば、高額な融資を受けられるようになります。

あまり多く貸してくれない場合は、信頼性が今ひとつ足りないものの、会社としては貸してもいいと判断されています。一応借りられる状況になっていると思っていいくらいなので、将来的に成功しているようなら、資金繰りはもっと楽になると思ってください。

審査落ちとされた場合は、何らかの理由によって条件に該当しなかったり、信頼を失っている行為があると思われます。これは過去の例まで遡って判断されることとなりますので、意外と長い期間を審査されて、最終的な決断がくだされます。

 

審査に落ちないことが資金繰りでは重要

 

審査に落とされてしまうと、次の会社を選んで資金繰りを行っていくようになります。徐々に選択肢が狭くなってしまうので、思っていたような状況になりません。事業展開を遅らせてしまい、期待していた事業の展開ができなくなります。

落とされてしまった場合は、厳しい返済を要求されるようなサービスを使いながら、最終的に会社の資金を作り出していきます。資金繰りに苦労している状況が続けば、どんどん貸してくれる会社が離れてしまうので、最終的に受けられる融資が限定的となります。

1度でも落ちてしまうと、選択肢を広げられないことに気をつけて、なるべく問題が起こらないように審査を進められるように考えてください。

資金繰りの審査で重要とされている部分

資金繰りを行うために、色々な業者に対して審査を受けて、資金を提供して貰う形になります。審査では重要とされている部分が多数ありますので、1つ1つの項目が問題なく処理されるように考える必要もあるでしょう。特に気をつける部分を紹介します。

審査項目1:負債についての状況

決算書や貸す会社が提出してほしいとされる書類には、当然負債額について記載する部分があります。個人のローンで言う借金の額に相当するものですが、負債が多いと判断されるなら、当然審査落ちの可能性が高まります。

返済されないと思われるのが一番の理由で、負債の穴埋めをするために融資を受けようとしているイメージを持たれます。個人で借りる場合でも、借金を返すために他の会社と契約すると思われれば落とされますが、同じことを考えられると思ってください。

負債が多くなっている会社には、資金提供を行ってくれる会社が減ってしまいます。金融機関等は断ってしまう傾向が強まってしまい、資金繰りが相当悪化している状況になります。負債の問題は大きいと考えてほしいですし、会社を経営しているようなら、出来る限り作ってはいけない項目です。

審査項目2:会社が設立されてからの現状

会社が設立されてから、すぐに審査を受けて融資を受けられると思ったら大間違いです。設立されてからかなり早い場合には、金融機関は断ってくる傾向があります。公的融資であれば、設立直後でも貸してくれますが、作ったばかりで実績を持っていない会社は、審査落ちの可能性が高いです。

実績を作っていたり、大手企業の子会社だと証明できるなら別ですが、会社を作ってすぐに銀行からお金を借りるのは難しいです。信頼性を重視している銀行側にとって、信頼のない会社への貸出は相当難しい部分があります。断られる可能性が高いので、最初のうちは他の選択肢を採用してください。

公的融資の場合は、設立してからすぐに融資を受けられるものも用意されています。用途について説明ができて、事業に利用される金額と判断されれば、融資を受けられます。公的融資のほうが、最初のうちは使いやすいものと考えてください。

なお、個人で利用するローンを活用する場合、個人で仕事をしている実績によって左右されるので、会社を設立したばかりでも使える可能性があります。ただ個人のローンでは、資金繰りを良いものにする効果はあまり無いので注意してください。

審査項目3:事業の信頼性

 

審査項目の中には、事業の信頼性が当然絡んでいます。信頼性の高い状況にならないと、融資を行っても返してくれない可能性があるためで、企業によっては信頼性がないと判断されて断られてしまいます。

どの事業に利用するのか、事業計画書を出すように言われる会社もあります。何も事業を行わないのに、会社の経営に必要な資金として借りるのはおかしいことです。事業計画書を出さないなら、審査に落とすとされている会社が多いので、しっかり提出するようにしてください。

提出しても、失敗するだろうと思われる事業には融資を受けられません。ファクタリングでも審査で落とされる可能性がありますので、失敗するような方法で事業を考えないようにしてください。特に他に事業を展開している会社があり、大手の会社に潰されるだろうと思われる事業は厳しいと判断されます。

信頼性が高いと判断されるなら、事業に必要な資金はすぐに提供してもらえます。逆に信頼できないと判断されれば、審査落ちの可能性が極めて高いものと思ってください。事業内容は特に重要な項目です。

審査項目4:過去の審査状況

あまり関係ないように思われますが、過去を遡って会社が融資の審査を受けているか、金融機関はしっかりチェックしています。個人の投資家は確認するすべがないので、この項目で審査は行っていません。ファクタリングも初回の利用であれば、過去の状況を調べない可能性もあります。

過去の審査で落とされていることがわかると、本当に信頼できる企業なのか不安に思われてしまいます。実際に審査に落とされている回数が多くなっていくと、資金繰りを安定させられない状況となり、どんどん融資を受けられる方法が限定されます。

金融機関でも、ファクタリングを活用する場合でも同様で、審査に落ち続けていると信頼がなくなります。審査を通過できないのに、また申込みをしていると判断されれば、最終的には審査自体を断られ、申込みも実施できなくなります。

審査に落とされた場合は、どこかの会社で契約して、資金を提供して貰う必要があります。審査落ちが何度も続くと信頼性が失われていきますが、1回でも審査を通過できているようなら問題はありません。返済などもしっかり行っていることがわかっているなら、1度くらいの審査落ちで厳しい判断を受ける可能性は低くなります。健全に使っていることがわかるように、通過することを前提に考えましょう。

審査項目5:会社更生法などの利用

個人でも、債務整理をしている人にお金を貸すことはありません。会社としても、会社更生法を利用しているなどの状況があれば、一部の会社は貸さないようにしています。最大の理由は、返済されない可能性が高いためで、会社更生法を使っても倒産する企業は普通にあります。

返してくれないような会社に融資を行うほど、金融機関は甘いものではありませんから、1度利用しているとかなり厳しい立場に置かれると思ってください。他の企業から資金を提供してもらう形で、再生していくのが一般的な手法ですから、金融機関は厳しい対応をしていく傾向が多くなります。

かなり危ないような状況で、会社更生法を利用するのではないかという情報が出ているだけでも、資金繰りは悪化していく傾向があります。審査項目でも、過去に利用している状況などはわかっていますから、問題があれば審査に落としてしまうこともあります。

審査項目6:将来性が高いかどうか

資金繰りでも、株式などに関連している項目で、金融機関はこの部分を審査していません。ベンチャーキャピタルや投資家に融資をお願いするなら、この項目が該当しています。

将来的にかなりの資金が生まれて、配当金で利益を得られるようになっていることを前提に考えていきます。将来性の高さがなかったら、ベンチャーキャピタルはお金を貸さないようにしていますし、契約自体も行わない傾向があります。

そもそもベンチャーキャピタルのように、株式を公開して購入させるような方法を使っている場合も多いです。将来的にかなり多くの人に株を購入してもらい、利益を得ていくことが重要と思っている会社なので、応じない企業にはお金を貸さないのです。

方法によって、将来性を要求されることも多々ありますので、将来につながるような事業を展開したり、株式を発行するなどの方法に応じるなど、企業として条件を飲まないと審査を通過できないことがあります。

審査を通過しても油断は禁物

 

審査を通過して、ようやく融資が決まった場合でも、資金繰りはまだ終わっていません。ここから実際に資金を活用して事業を展開して、利益を生まなければなりません。

次の資金繰りにつなげるための方法を取らないと、次の審査に通過できなくなり、資金繰りが悪くなってきます。大手の融資を受けられなくなるだけで、かなり苦労する傾向も出てきますので、油断しないでしっかりと事業を展開してください。

資金繰りは延々を続くもの

 

資金繰りは、会社が続いている限り延々と続くものです。毎回のように審査を受けるようになり、その度に色々な項目を審査されていきます。面倒だと思っているかもしれませんが、事業を展開したいと思ってお金を借りるなら、どの会社だって何度も同じ項目のチェックをしています。

延々と続いていることを考えると、1度でもミスを行ってはいけないことになります。会社に不信感を与えてしまうと、資金繰りを悪化させてしまい、色々な会社が繋がりを断ってしまいます。これまで資金繰りに協力的だった会社が、全く協力してくれないことも多くなってしまいます。

かなり長く続いていくことを考えると、事業に失敗していたとしてもお金を返して、安定して経営している状況を作らなければなりません。会社を畳むまでは続くことですから、常に危機感を持って対処することになるでしょう。

借りることができないなら倒産へ

 

資金繰りが悪化して、どの会社も協力的な立場を取ってくれない状況になってしまうと、最終的な決断は倒産になります。倒産することが決まれば、負債を社長などが中心に背負うことになります。資金繰りができなかったら、会社は運営を続けられないのです。

審査に落とされてしまうことは、資金繰りを行える会社が大きく減っていく形になりますから、思っていた以上にお金を借りられず、様々な会社とつながりを持っていくこととなるでしょう。どの会社を使っても借りられず、資金繰りが止まってしまうようなら、倒産の選択肢が一番利用的と判断できる場もあります。

審査に落とされ続けると、どの金融機関も対応してくれず、ファクタリングも使えなくなり、個人のローンも利用不可能になります。資金繰りができずに会社が止まってしまい、何も利益が生まれないような状況となれば、もう会社は続けていけないのです。

資金繰りの審査は重要かつ繊細に考えるもの

 

 

資金繰りは、将来的にも大きな影響を及ぼす呼応位ですから、しっかりと考えましょう。当然審査はしっかりと進めるように考えて、通過できる前提で協議をしていくことになります。1つでも通過できない会社があると、資金繰りに影響が出るのは避けられません。

繊細な部分も持っている要素ですので、通過できない場合は対策を考えるようにして、もう1回申し込みができるか検討しましょう。そして申込みができないなら、他の選択肢で資金繰りを検討して、安心できる方法を選んでいくのです。

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