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【個人経営をしている方必見】自営業者の資金繰りの改善方法

資金繰り2018/08/08

大きな企業であれば、様々な資金繰りの改善方法があります。選択肢も幅広くあり、その中から自身に適したものを選択できる、といったメリットがあるわけです。

しかし自営業者の方にとって資金繰りの対策はそれほど選択肢が多いわけではありません。例えば、大きな企業がよく行っている銀行融資の利用は難しいのです。銀行は大きな企業は相手にしますが、中小企業に関しては冷淡な態度を取るケースが珍しくありません。

こちらでは自営業者の方におすすめできる資金繰りの対策方法をお伝えします。

自営業者で資金繰りが悪化して困っている、という方は必見です。

将来的な資金繰り対策におすすめな「経費削減」

・会社からの支出を減らすことによって資金繰りを改善させる方法

経費削減は、現状の資金難には対応できません。キャッシュを直接的に増やす、といった効果はないからです。あくまでも会社から出ていくキャッシュを減らす対策となるので、「現在はまだ資金繰りには問題がでていないものの、将来的に問題が発生しそう」という場合に有効な一つの手段となります。

経費削減には様々な方法があります。

・接待を減らす
・社内利用のコピー・印刷は裏面も利用する
・社内の証明をLEDに変える(電気代の削減)
・社員の出張などに関わる航空機代や宿泊代で社員に差益が出ないようにする
・領収書や様々な資料を電子化する(印刷代金の削減)
・冷暖房機器の温度管理を行う(電気代の削減)
・社内通話には料金が安かったり無料であったりするLINEやFacebook、さらにはPHSなどを利用する(電話代金の削減)
・法人向けクレジットカードを利用し振り込み手数料の発生を抑制する

ここに掲載したのは経費削減方法の一部です。この他にも実際にはさまざまな経費削減方法があります。

1ヶ月あたりで数百円の経費削減であったとしても、年間で数千円、10年間で数万円になるわけです。資金繰りにもいずれは大きな影響を与えてくるかもしれません。

効果の高い経費削減方法を採用すれば、月に数万円から10万円もの支出を減らすチャンスもあります。

急激に会社の状況を良くする効果はありませんが、長期的な目で見れば経費削減の効果は計り知れません。

時間的に余裕がある時におすすめできる「不動産や有価証券の売却」

・活用していない資産を売却して資金を確保する資金繰りの改善方法

自営業者であったとしても、不動産を取得していたり有価証券を取得していたりしていることもあるでしょう。特に有価証券に関しては、投資といった意味合いでおこなっている方も多いのではありませんか。将来的に価格が上昇すれば利益につながってくるわけです。

しかし不動産や有価証券に関しても会社が倒産をしてしまえば意味がありません。その前に現金化して資金繰りを改善させることが必要になってくるわけです。

・売却には時間がかかるので注意すること

資金のショートが1ヶ月先や2ヶ月先に迫っている、というような状況ではあまり効果の高くない資金調達方法になります。

特に不動産に関しては売れるまでに時間がかかってしまうのです。半年程度かかることもあれば、1年程度もかかってしまうこともあります。

よって不動産の売却による資金繰りの改善は時間的な余裕がある場合のみおすすめ、となるわけです。

短時間の資金調達も可能であり審査も厳しくない「ファクタリング」

・売掛金を売却し期日前にキャッシュを確保する資金調達方法

ファクタリングは自営業者でも利用できる資金調達方法です。
個人事業主の利用は難しいわけですが、自営業者の個人の力で経営している法人も含まれています。よって法人として経営している自営業者であれば十分に利用可能なのです。

ファクタリングは売掛金を期日前に売却して現金を得るものとなっています。売掛金は入金がされるまでにかなりの時間がかかってしまいます。売上が発生してから1ヶ月や2ヶ月もかかってしまうのです。すぐに入金されるわけではありません。

実はその売掛金の入金が遅れることによって資金繰りが悪化する、というケースが珍しくありません。仕入れ費用が先に来て、売上の入金が後に来る、ということになれば資金繰りは当然悪化します。逆に売上の入金が先に来て仕入れの支払いが後にくれば、売上金で支払えるわけです。業績がよほど悪化していなければ対応できるはずです。

ファクタリングは一時的に売掛金の入金が早められます。しかも最短即日対応をしてくれる業者も珍しくありません。急激な資金繰りの悪化に対しても対応できます。

自営業者は銀行やノンバンクの審査で苦戦するケースが多いでしょう。経営規模が小さいと、返済能力がない、と判断されてしまうのです。その点、ファクタリングには大きなメリットがあります。ファクタリングは売掛金の売却なので、問題は売掛先の支払能力です。売掛金を受け取った自営業者が審査対象のメインではなく、売掛先が審査対象のメインになるわけです。

仮に申し込み企業の経営規模が小さかったとしても審査ではとくに問題になりません。だからこそ自営業者でも利用できる資金繰りの改善方法なのです。

・売掛先が売掛金を支払わなかったらどうなるのか?

「償還請求権なし」に設定されているので請求が来ることはありません。
売掛金の貸し倒れリスクがなくなるタイプの資金調達方法でもあるわけです。

ファクタリングは売掛金の完全なる買い取り、となります。売掛金を担保に入れた借り入れである「売掛金担保融資」とは異なります。ファクタリングを利用した時点で、売掛金の所有権はファクタリング業者にうつっているので、入金されなかったとしても関係はありません。

短時間で借入可能だが金利が高い「ノンバンクのビジネスローン」

・消費者金融や信販業者などの事業者向けローンによる資金調達法

消費者金融や信販業者では個人向けの融資だけではなく、事業者向けの融資も実施しています。自営業者に対する融資にも対応しているのです。

審査についてはそれほど厳しくありません。さらに最短即日融資にも対応してくれているのです。

ノンバンクのビジネスローンに魅力を感じる方もいるかも知れませんが、問題もあります。実は金利が高く設定されており、貸し出し金額も少額なのです。

数十万円から数百万円の融資対応となっており、設備投資資金として利用するのは難しくなっています。一定期間の運転資金を調達する、というような利用しかできません。

さらに金利の高さにも注目しましょう。高い金利になると年利で15.0%前後になってしまうのです。仮に年利が高い状態で長期間ローンを利用してしまうと、金利手数料の額が高額になってしまいます。不利な状況の借り入れを強いられてしまうので、できれば一時的な利用にとどめておきたいところです。

・カードローンタイプのビジネスローンもある

カードを利用した借り入れが可能です。さらに設定されている利用限度額までは何度でも借り入れができる、といった特徴を持っているのがカードローンタイプのビジネスローンです。

借り入れ1回毎に契約を結ぶ必要はありません。一般の消費者金融のカードローンと同じようにATMから気軽に引き出しができるわけです。

利用のしやすさはデメリットにも繋がります。簡単に借り入れができるので、必要以上に借りてしまうケースも珍しくありません。前もってどの程度の額が必要であるかをシミュレーションした上で借り入れを行いましょう。

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コロナウィルスの影響や世界情勢の不安、急激な円安進行..

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