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銀行からの資金調達が合意せず|そんな方にファクタリング

資金調達2018/06/03

銀行からの資金調達がダメであった、という経験をしている経営者の方も多いのではありませんか?銀行からの資金調達は簡単ではありません。審査が極めて厳しく設定されているのです。

特に企業の規模によって審査に通ったり通らなかったり、といったこともあるのです。中小企業に関しては銀行融資が極めて厳しくなっているので注意しなければなりません。

さらに創業1年目や2年目の企業にとっても銀行融資は難しくなっています。業歴が審査に大きく反映をされてしまうからです。

小規模の会社で創業して間もない、という方は資金調達できないのでしょうか?決してそのようなことはありません。実はファクタリングという方法で資金を確保することも可能なのです。

今回は銀行融資以外の資金調達法であるファクタリングについて徹底解説します。

 

ファクタリングを解説

売掛金を売却して現金化する方法のことをファクタリングと呼んでいます。
ファクタリング業者と契約に合意すれば、売掛金の期日前であったとしても現金を確保することが可能なのです。

ファクタリングによる資金調達ですが、最短即日も可能です。対応していない業者もありますが、時間がかかったとしても3日から1週間程度で対応してもらえることがほとんどとなっています。

そもそも売掛金は入金までにどれくらい時間がかかってしまうでしょうか。売上が発生すると売掛金も発生するわけですが、その発生から1ヶ月から2ヶ月も入金までに時間がかかってしまいます。その間に経営状況が悪化する、ということも十分に考えられるわけ。

資金繰りが悪化しているのに何もしなければ資金がショートしてしまいます。倒産になってしまうかもしれないわけです。そうなる前に売掛金を現金化しましょう。早めに資金を確保することで、最悪の状況は免れることになります。

 

なぜ企業は掛け取引を実施しているのか?

掛け取引であるからこそ、資金繰りが悪化してしまうこともあるわけです。現金決済であれば、売上からすぐに現金が増えることになります。定期的に資金が会社に入ることになるので、資金繰りの悪化が起きにくい状況になる、と考えられるわけです。しかしほとんどの企業が掛け取引を実施しています。なぜなのでしょうか?

・現金決済は手間となるため

売上や支払いのたびに現金を用いていると、1ヶ月に何十回も何百回も現金の出し入れをしなければなりません。会社としても大きな手間となってしまうのです。特に取引先が多い企業にとってはその都度現金決済をしていると、計算ミスをして数字があわない、なんてことにもなりかねません。

掛け取引であれば、月に1回の現金の出し入れで済むことになります。それだけ会社としての手間が減るわけです。よってほとんどの企業が売掛金と買掛金を利用しています。

お互いに信用しあって取引をしているので、掛取引のことを「信用取引」とも呼んでいるわけです。

もちろん企業は掛け取引でなければならない、といった決まりはありません。掛け取引でなかったとしてもOKなので現金決済でもよいのです。しかし前述したように現金決済は面倒です。よほどのことがなければその場での現金決済には対応はしない、という会社も少なくありません。

 

ファクタリング契約は合意しやすい?合意しにくい?

・銀行融資よりも審査難易度は低め

ファクタリングの契約審査ですが、他の資金調達方法とは大きく異なっています。「独特」と言っても良いかもしれません。

ファクタリングの審査ですが、申し込み会社の審査はそれほど行われません。全く審査しないわけではありませんが、メインの審査対象は売掛先となっているのです。

売掛金を支払うのは自社でしょうか?それとも売掛先でしょうか?売掛先ですよね。

要は売掛先に売掛金の支払能力があるのか、という部分をファクタリングでは審査してくるわけです。仮に自社が税金未納状態であったとしてもそれほど問題ではありません。赤字経営であったとしてもファクタリング業者は問題としないケースが多くなっているのです。
それよりも売掛先が税金未納であったり赤字経営が続いているような状態であったりしたほうが問題です。

何が言いたいのかといえば、ファクタリングは自社が厳しいときにこそ利用できる資金調板津方法、ということです。審査対象がメインではないので、借入金の返済が遅れていたとしても問題ありません。債務超過であったとしてもファクタリングによる資金調達が認められるケースが有るわけです。

銀行融資だけではありません。ベンチャーキャピタルやノンバンクなどの出資や融資などを断られてしまったとしても、ファクタリングなら合意に至る可能性が高いわけです。困った時にはファクタリングの利用を検討してみませんか?

 

ファクタリング契約が合意に至るまでの流れ

1.ファクタリング業者を決定する
2.ファクタリング業者に申し込みを実施する
3.ファクタリング業者の審査を受ける
4.2社間取引か3者間取引かを選択する
5.審査結果が示される
6.内容に問題がなければ契約に合意する

【1.業者の決定について】
ファクタリング業者の決定が簡単ではありません。そもそもファクタリング業者は数多くあるのです。その中から適切なところを選択していかなければなりません。

ファクタリング業者の決定方法については、例えば手数料率があります。手数料率が低ければ低いだけ手元に入ってくる資金が多くなるわけです。他にも限度額があります。高額の資金調達を狙っている場合には、高額のファクタリング契約を行っている業者を探しましょう。

ちなみにファクタリング業者を決定する時には、相見積もりを行うべきです。複数の業者に見積もりを依頼し、最も好条件のところを見つけ出して申し込みを行うわけです。

【2申し込みについて】
申し込みについては、業者ごとに方法が設定されています。
インターネット上から申し込みができるケースもあれば、電話やFAX、さらには事務所で直接申し込むという方法もあるわけです。

ちなみに地方の方は近場にファクタリング業者がないことも珍しいわけではありません。地方の方は、なるべくインターネットやFAX申し込みなどに対応しているところを選択しましょう。

【3.審査を受ける】
審査を受けるためには、いくつかの書類が必要になってきます。書類を提出しなければ申し込みはできないので注意してください。
書類に関しては、業者ごとに求めるものが異なっているケースもあります。

以下に求められる可能性のある書類をいくつか記載します。

1.本人確認書類・・・経営者のもの
2.商業登記簿謄本
3.印鑑証明書
4.決算書、または確定申告書・・・会社の業績が確認できる資料
5.基本契約書など・・・売掛先企業との基本的な契約書
6.契約書や発注書、納品書や請求書など・・・当該売掛金に関わるもの
7.通帳など・・・過去の入金が確認できるもの

【4.取引方法の選択について】
ファクタリングに関しては、2社間取引と3者間取引があります。どちらを選択するのかを決定しなければなりません。
2社間取引に関しては自社とファクタリング業者のみの契約となります。売掛先に通知されることはありません。
3者間取引は自社と業者、さらには売掛先も関わります。売掛先にも売掛金の譲渡が通知されてしまうのです。

3者間取引のほうがハードルはありますが、そのかわりに手数料率は低めの設定となっています。

【5審査結果について】
審査結果が示されます。
売掛金の額と入金額、そして手数料率などが明らかにされるわけです。

【6.契約の合意】
審査結果について問題がなければ合意に至ります。
不満があれば、契約する必要はありません。

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