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法人がノンバンクからキャッシングするメリット・デメリット

ノンバンク2018/02/22

ノンバンクは信販業者や消費者金融のことを指しています。それらのノンバンクでは法人に対するビジネスローンも積極的に展開しています。銀行のビジネスローンよりも利用しやすい、といったことで話題になっているのです。

法人がノンバンクでキャッシング(お金を借りる)することについては珍しいことではありませんが、利用するまえに把握しておかなければならないこともあります。それはメリットとデメリットです。

ノンバンクのキャッシングにはメリットもあればデメリットも有るのです。メリットだけに目を向けてしまうと失敗してしまうかもしれません。デメリットも理解した上でノンバンクのキャッシングは利用すべきなのです。

 

法人がノンバンクのキャッシングを利用するメリット5つ!

①融資のスピードが早い
②総量規制の対象外である
③無担保・保証人なしでも利用可能
④コンビニATMで借り入れ・返済ができるケースもある
⑤金利0円キャンペーンをおこなっているところもある

 

【①融資スピードについて】

ノンバンクは審査スピード並びに融資スピードが極めて早いです。最短即日融資にも対応しているのです。

ノンバンクではスコアリング審査を導入しており、様々な法人としての譲歩雨を点数化していきます。そして点数を合計して一定以上であればOK、一定以下であればNGと大まかに判断しているのです。もちろん信用情報などもチェックしますが、簡易的な審査で対応しています。

資金難で時間的余裕がない、というケースにノンバンクのキャッシング利用が適しているわけです。

【②年収に関係なく利用できる】

個人向けのキャッシングに関しては、総量規制の対象となってしまいます。年収の3分の1を超える借り入れはできないのです。年収が450万円の方であれば、借入額は150万円までとなります。

一方で信販業者や消費者金融のキャッシングであったとしても、ビジネス関連のローンであれば総量規制は関係ありません。年収に関係なく借り入れできるわけです。
年収の3分の1を超える資金調達をしたい、という方もノンバンクのキャッシングが利用できます。

【③担保・保証人が必要なし】

一部のビジネス系のローンに関しては担保と保証人のいずれかが求められるケースが多くなっています。しかし担保と保証人ともなると、かなりのハードルになることは間違いありません。支払いが滞ってしまえば担保を失ってしまうことになります。
保証人になってくれる人が身近にいなければならないわけです。融資を受けるまでのハードルが極めて高くなってしまいます。

ノンバンクのキャッシングの多くは担保が必要ありません。保証人についても求められることはないのです。比較的気軽に利用できるので、担保がない法人や保証人になってくれる人が身近にいないというケースの利用に適しています。

【④借り入れと返済のしやすさ】

消費者金融系のビジネスローンであれば、ローンカードが発行されます。ローンカードは、発行元の消費者金融の専用ATMだけではなく、コンビニなどに設置されている提携ATMも利用できるのです。

コンビニは全国各地にあるものなので、ちょっとした外出時に気軽に借り入れたり返済ができたり、といったことまで出来るわけです。利便性の高いビジネスローンを探している、という方にもノンバンクのキャッシングは適しています。

<繰り上げ返済にいつでも応じてくれる可能性が高い>
返済の期間が長くなればなるほど支払う利息額は大きくなってしまいます。ビジネスローンをうまく活用していくためには、少しでも支払期間を短くすることです。そこで関わってくるのが繰り上げ返済です。

銀行融資も繰り上げ返済には対応しているのですが、手数料が発生します。一方でノンバンクのキャッシング業者の多くは、繰り上げ返済をしても手数料が無料です。ATMで多めに返済すれば多い返済金分が繰り上げ返済となるので、方法も簡単なのです。

【⑤金利キャンペーンについて】

ノンバンクは金利が高い、といった印象があります。しかし初回利用などの条件をクリアすると、一定期間無利息で借り入れができる業者も存在しているのです。
30日間や45日間分の手数料が発生しない業者もあり、うまく活用すれば銀行融資よりもお得になるチャンスがあります。

 

法人がノンバンクのキャッシングを利用するデメリット3つ!

①利息が高い
②利用限度額が低い
③利用頻度が高くなりがち

 

【①多くの利息金を支払わなければならない】

ノンバンクは実質年率が高く設定されています。実質年率が高いということは返済額における利息金の割合が高い、ということになってしまいます。要は利息金ばかりを支払うことになってしまい、なかなか元金が減らない、といった事態に陥ってしまうこともあるのです。

ノンバンクによっても実質年率に差があります。実質年率が少しでも低い業者を選択しましょう。低い業者を利用できれば、返済額を少なくすることも可能です。

【②高額の利用は難しい】

ノンバンクは銀行などと比較しても資金はそれほど豊富ではありません。
たしかにノンバンクの中には銀行のグループ企業となっているケースもあります。しかしあくまで銀行のグループであり銀行ほどの資金力があるわけではありません。その結果、貸出額はそれほど高くならないのです。

「ノンバンクとは言え、ビジネスローンであれば総量規制も関係ないので高額の利用もできるのでは?」と思っている方もいるでしょう。しかしその考えは甘いです。実際に100万円程度しか借り入れできなかったケースも多いのです。業者によっては数十万円しか融資してもらえないこともあります。

ノンバンクでは高額のキャッシングは期待できません。

【③ビジネスローンから卒業しにくい】

ノンバンクのキャッシングは利用がしやすいので、不必要に利用してしまうケースも多くなっています。前述したようにコンビニでも借り入れができるので、ちょっと資金が足りないだけでも借り入れてしまう傾向があります。
キャッシングを利用すれば、利息がかかってくるわけです。借入額よりも返済額が大きくなるので、なるべくなら利用しない方が良いに決まっています。

ノンバンクのキャッシングは、利用しやすいがゆえのデメリットも有るのです。

 

ノンバンク以外のキャッシングについて

・銀行キャシングのメリット・デメリット

ノンバンクのメリット・デメリットと真逆と言っても良いかもしれません。

【銀行キャシングのメリット】

・金利が低い
・利用限度額が高め

銀行のビジネスローン系キャッシングは金利が5.0%以下に設定されていることが多いのです。ノンバンクと比較すると雲泥の差です。よって少額の利息金から支払わなくて良い、といったメリットがあります。

資金力があるので利用限度額が高めに設定されていることも忘れてはなりません。1,000万円以上の高額の融資も実際に実施しているのです。

【銀行キャッシングのデメリット】

・融資までに時間がかかる
・審査難易度が高い

銀行は審査に時間をかけます。1週間から2週間程度はかけてくるものなのです。融資が実現するまでには1ヶ月程度かかることも珍しいわけではありません。最短即日融資は夢のまた夢です。

審査難易度も高めに設定されています。業歴が短かったり赤字決済の企業だったりすると、審査は極めて厳しくなるのである程度の覚悟を持って望まなければなりません。

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