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ノンバンクから低金利でお得な借り入れを行うコツ

ノンバンク2017/12/12

ノンバンクは銀行と比較すれば金利はどうしても高いと言わざるをえません。銀行に比べて5%や6%も金利が変わってきてしまうこともあるのです。

しかし銀行は審査が厳しく利用できないことも十分に考えられます。一方でノンバンクに関しては、審査難易度は銀行ほど高くありません。比較的利用しやすい、とのメリットがあるわけです。

こちらではノンバンクから少しでも低金利で借り入れを実施するコツをお伝えします。低金利で借り入れするということは、毎月の返済額が少なくなる・返済総額が少なくなる、とのメリットがあるわけです。

少しでもお得な借り入れをノンバンクから行いたい、と思っている方は必見です。

■利用額を高く設定してもらう

・実質年率は利用額に反比例する

【利用限度額が高く設定される・・・実質年率は低く設定される】
【利用限度額が低く設定される・・・実質年率は高く設定される】

ノンバンクの金利には上記したような特徴があります。例えば数十万円の利用限度額が設定された時と300万円の利用限度額が設定された時では、実質年率が大きく異なるのです。

・法律にも注目しよう

ノンバンクは、利息制限法と呼ばれる法律を守らなければなりません。もしも利息が法によって決まっていないと、借り入れをしたい人は足元を見られてしまい高率で借金をするような状況になってしまうのです。そこで利息制限と呼ばれる適用され、ノンバンクは守らなければなりません。

【利息制限法によって決められている上限年率】
・元本が10万円未満の借り入れ・・・年20.0%が上限
・元本が10万円以上100万円未満の借り入れ・・・年18.0%が上限
・元本が100万円以上の借り入れ・・・年15.0%が上限

100万円以上の利用限度額設定がされれば、少なくても15.0%以下の実質年率が設定されるということです。一方で数万円の利用限度額設定だと実質年率が20.0%に設定されてしまうかもしれないので注意しましょう。

・ノンバンクの「最高実質年率・最低実質年率」と利用限度額の関係性

ノンバンクをチェックすると、実質年率が「5.0%から18.0%」などと広く設定されていることに気づくはずです。これでは自身にどのくらいの実質年率が設定されるかがわかりませんよね。

実は一定の法則があるのです。
まず最高実質年率ですが、数十万円程度の利用限度額が設定されると適用されます。利用限度額が100万円以上になってくると適用実質年率が徐々に低下していき、最高利用限度額が設定されるようになれば最低実質年率が適用されるわけです。

そもそもなぜ高額の利用限度額が設定されるのでしょうか。それはノンバンクにとってその人が信頼できるからです。返済能力があり個人信用情報も全く問題ないということであるからこそ、高額の利用限度額が設定されます。リスクが少ないと判断されるので、低金利での融資を実行してくれます。ノンバンクにとっては優良なお客さん、ということです。

■担保型の融資を利用する

・不動産担保ローンは低金利

一般的なフリーローンに関しては、金利はかなり高く設定されています。業者にとって無担保・保証人無しで貸し出すことになるので、リスクが極めて高いのです。ですから少しでも大きな利益を得られるようにするために実質年率を高く設定してきます。

不動産などの担保型のローンは、貸し倒れリスクを低減させることにつながります。もしもお客が返済できなくなるような自体になったとしても、不動産である程度は回収できるのです。

担保型ではないローンで利用者に自己破産をされてしまえば、ほとんど回収できません。商売あがったり、といった状態になってしまうのです。
一方で担保型のローンであれば、利用者が返済できなくなった時点で担保を回収できます。担保の価値が高ければ、返済されなかったとしても大きなダメージを受けなくて済みます。

担保型ローンに関しては業者としても旨味があるからこそ、ノンバンクであったとしても低金利に設定されているわけです。

・不動産担保ローンを利用する時に必要になる書類とは

・物件案内図
・不動産登記簿謄本(登記事項証明書)
・地積測量図
・公図
・建物図面
・前年度の固定資産税納付証明書or納税通知書など

上記のような不動産に関わる書類が必要になってきます。この他にも本人確認書類なども必要になってくるので覚えておきましょう。

必要書類に関しては業者側から指定があるはずです。指定されるものは業者によって異なっているので、指示に従うようにしてください。こちらに紹介したものの中には不要というものもあるかもしれません。

特にノンバンクに関してはそれほど担保の調査を厳しく行うわけではないのです。
基本的に週への近などを調べて、その上で価値を判断する程度です。

■繰り上げ返済を利用すれば結果的には低金利になる

・早めに返済が終われば利息の支払額は少ない

厳密には低金利というわけではありません。しかし繰り上げ返済を利用すれば、結果的に利息の支払額は少なくなるのです。

そもそも金利というものは借金残額と期間にかかってくるわけです。仮に繰り上げ返済を実施して予定よりも早く返済が終われば、それだけ利息の支払いは少なくなります。

繰り上げ返済に関しては、資金に余裕がある時に実施しましょう。ビジネスローンであれば、大きな取引をした相手の売掛金が回収できた時がチャンスです。一般的な個人向けローンであればボーナスが入った時がチャンスです。

・繰り上げ返済の注意点

繰り上げ返済には手数料がかかってくる可能性もあります。
1回の繰り上げ返済で、数千円から数万円お手数料が発生する業者もあるのです。

まずは手数料が発生するかを事前に確かめておきましょう。もしも発生するのであれば、繰り上げ返済でカットできる利息額と手数料のどちらが大きいかを確認してください。利息のカット額のほうが大きければ、手数料がかかったとしても繰り上げ返済すべきです。
一方で手数料のほうが大きい場合に破損することになるので、素直に諦めましょう。

■各ノンバンクの実質年率を比較した上で利用するところを決定する

・業者ごとに設定される金利は異なっている

ノンバンクだからといって、すべての業者が一律で実質年率を設定しているわけではありません。幾つかの業者を比較することで。高金利の業者と低金利の業者が把握できるようになります。そして比較した中で低金利であった業者を選択して利用すれば、結果的には低金利の業者を利用した、ということになるわけです。

非常に単純なことですが、面倒臭がって行わない方も少なくありません。
せめて気になる3つ程度の業者だけでも良いので金利比較をしましょう。中には2%や3%も異なっているケースもあります。

・最低実質年率と最高実質年率のどちらを比較すべき?

どのくらいの利用額をイメージしているでしょうか。
高額の利用を検討しているのであれば、最低実質年率を比較しましょう。低額の利用を考えている場合には、最低実質年率で比較すべきです。

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