事業支援Lab

【経営者必見!】ノンバンクによる企業融資の特徴とは?

ノンバンク2018/09/20

ノンバンクからの融資を検討している経営者の方は多いと思います。銀行融資よりも利用しやすい、といった嬉しい特徴があるわけです。そこで注目していきたいのがノンバンクによる企業融資にはどのような特徴があるのか、という部分です。前もってしっかりと把握した上で申し込みを行いましょう。何もわからない状態で申し込むのは極めて危険です。

こちらではノンバンクによる企業融資について詳しくお伝えします。そもそもどのような業者がノンバンクと言われているのでしょうか?さらにノンバンクのメリットやデメリットなどの特徴についても明らかにします。

ノンバンクってなんだ?

・預金システムがない金融業者のこと

ノンバンクはその名のとおりに「銀行ではない」金融機関を指しています。貸金業などの金融業を行っているのですが、銀行のような預金システムによって資金を集めているわけではありません。

銀行に関しては、自社で資金を集めることが可能です。企業や一般の顧客に口座を開設してもらい、そこに預金をしてもらうことで、膨大な資金を利用した経営ができるわけです。銀行の資金力は預金によって支えられているのです。

一方でノンバンクに関しては預金システムがないので、資金をほかから集めてこなければなりません。例えば、金利が低い銀行などからの借り入れを実行して集めているわけです

ちなみにノンバンクの場合は銀行から借り入れたとしても金利が発生してしまいます。よってその金利を上回る設定をしなければ利益が出ない、といった特徴もあるわけです。

ノンバンクの種類とは?

①消費者金融
②クレジットカード会社(信販業者)
③ビジネスローン会社
④リース会社
⑤ファクタリング会社
⑥抵当証券会社

【①消費者金融とは】
消費者金融とは個人向けの融資をメインで取り扱っているノンバンクのことを指しています。有名な業者であると、アコムであるとかプロミスであるとかモビットのことを指しているのです。ちなみにレイクに関しても消費者金融と思われがちですが、そちらは銀行カードローン(新生銀行カードローン)となっているのでノンバンクではありません。

消費者金融の中にも事業者向けのローンを取り扱っているケースが珍しくなくなってきました。事業者の利用が今後増える可能性が高いのが消費者金融なのです。

【②クレジットカード会社とは】
クレジットカードを発行する会社のことを指しています。
そもそもクレジットカードは、カードショッピングをするだけのものではありません。カードキャッシングも出来るのです。貸金業も行っているのでノンバンクの一種とされています。

個人事業主は法人向けのサービスを実施しているクレジットカード会社も存在しています。いわゆる法人カードと呼ばれるものを発行しているのです。法人カードに関してはカードショッピングしかできないものが多かったのですが、近年ではカードキャッシングが出来るものも増えつつあります。

ただしクレジットカードによる借り入れに関しては、金額が少額に制限されているケースが珍しくありません。数十万円や100万円程度を限度額としているものもあるのです。

【③ビジネスローン会社】
ビジネスローンをメインで取り扱っている金融業者を指しています。
事業者向けローンを行っており、事業向けの融資を行っています。

ビジネスローン会社の行っている融資ですが、担保型の割合が高くなっている事実もあります。例えば不動産を担保にいれて利用するものが多くなっているのです。

担保がないローンに関しては少額の融資が多くなっていますが、担保型になると高額にも対応していることが多くなっています。

【④リース会社とは】
お金を利用者に貸し付けるわけではありません。特定の設備などをレンタルする業者となっています。
利用者の代わりに設備などを購入し、レンタルに出してそのレンタル料で利益を上げる業者のことを指しているのです。

設備を購入すると、一気に会社の資金がなくなります。ただしレンタルであれば、月々のレンタル料で設備が利用できるわけです。会社に資金を確保した状態にしたい、というケースに適したサービスを実施しています。

【⑤ファクタリング会社とは】
売掛金を現金化するサービスを実施している業者のことを指しています。
法人になると、基本的に掛取引をすることになります。掛け取引を行うと売掛金や買掛金が発生します。売掛金は期日になるとお金が振り込まれてくるのですが、それまでにはタイムラグが発生してしまうわけです。

ファクタリングを利用すると、期日前に売掛金が現金化されます。早急な資金繰りの改善効果があるわけです。

ただしファクタリングを利用すると手数料が発生します。売掛金の満額が受け取れるわけではありません。

【⑥抵当証券会社とは】
不動産担保融資を実施している業者のことを指しています。
ノンバンクのビジネスローンの中も一部こちらと同じシステムの融資を実施しているところがあります。

仮に支払い不能になった場合には担保不動産が競売にかけられてしまうので注意しなければなりません。

ノンバンクの特徴~メリット~

①融資速度が早い
②審査が易しめである
③無担保・無保証人で利用できるケースが多い

【①融資速度について】
ノンバンクについては最短即日融資に対応しているケースも珍しくありません。審査速度が早いので、融資までに時間がかからないのです。

資金繰りが急激に悪化してしまった場合にも、ノンバンクであれば対応できるケースが多くなっています。

ただし担保型融資などは担保の評価なども関わってくるので、審査に多少の時間がかかることもあるので注意しましょう。

【②審査難易度について】
ノンバンクは一定の利息については織り込み済みです。そもそもノンバンクでは銀行とは異なり利益率が高く設定されているのです。利益が多く入ってくるシステムとなっているので、多少の貸し倒れについては対応できるのです。

さらに基本的に少額融資をメインとしているので、多少の貸し倒れが発生しても大損することはありません。よって比較的審査に関してはゆるい設定となっています。銀行融資の審査に落ちた経験がある方でも、十分に対応してもらえる可能性があるわけです。

【③保証人と担保が必要ないケースが多い】
ノンバンクでは担保と保証人が不要とされていることが多くなっています。要は担保や保証人が用意できない事業者であったとしても利用できるチャンスがあるわけです。

そもそも保証人や担保が必要となると、一定のリスクが発生します。返済ができなければ保証人に迷惑をかけてしまいます。担保についても、担保に入れたものを失ってしまう可能性があるわけです。

ノンバンクの特徴~デメリット~

①金利が高い
②融資額が小さい

【①金利について】
金利についてはかなり問題があります。
銀行融資であれば、1%から2%の年利で対応してもらえることもあります、しかしノンバンクとなると基本的に10%は超えてきてしまいます。

場合によっては15%から18%に設定されてしまうこともあるのです。
利用者の中にも金利が高いことに対する悩みを抱えた方は少なくありません。借入額に比べ返済総額が高くなりやすいのです。

【②融資額について】
ノンバンクは資金力が銀行ほどありません。しかも審査難易度を低くしているので、貸倒れによるリスクを回避してこようと考えています。
そこで融資額を引き下げて対応しているのです。

ノンバンクに関しては担保なしであると数百万円程度が限度になることも少なくありません。高額の融資には対応していないのです。

事業計画から資金調達、経営支援まで・・・
事業支援Labは中小企業の経営者を総合的にサポートします。

こんな方におすすめです
  • 事業を安定させたい方
  • 新規事業を立ち上げたい方
  • 経営に関する相談をしたい方
  • 資金繰りにお困りの方
  • 保険として資金調達先を知っておきたい方

コロナウィルスの影響や世界情勢の不安、急激な円安進行..

大きく環境が変化する中で、なかなか経営が安定しなかったり、新規事業の立ち上げに苦慮する企業が多くなっています。

事業支援Labは日本を支える中小企業の経営者を総合的にサポートし、多種多様な専門家を無料でご紹介しています。

事業計画から資金繰りまで経営に関する問題解決に取り組むパートナーとして、経営者の皆様のビジョンの実現を支援いたします。

まずはお気軽にご相談ください。

\登録・紹介無料/
事業支援サービス登録

お名前

必須

法人名

必須

業種

必須

メールアドレス

必須

電話番号

必須

都道府県

任意

現在抱えているお悩み
※複数選択可能

必須

現在抱えているお悩み
(その他)

任意

ご希望の連絡方法

任意

※ご登録の前にプライバシーポリシーの内容をご確認ください。

プライバシーポリシーを確認し同意しました。

記事一覧
無料で事業支援サービスへ登録する