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開業資金はまさかの0円!?資金なしでできるビジネスとは

事業資金2018/01/06

ニュースなどで連日取り上げられるブラック企業の問題や自由な働き方への憧れから、会社組織に所属せずに起業を希望する方が増えています。そんな起業家たちが懸念するポイントとしてもっとも深刻なものと言えば、やはり事業資金ではないでしょうか。しかしそれほど簡単に費用を捻出できるわけではなく、かといって融資や出資はハードルが高いことから、せっかくの起業を諦めてしまう方も少なくありません。

そんななか、「起業をするには運転資金が必要」という常識はすでに過去のものになりつつあります。インターネットや技術の革新が目覚ましい現代では資金を用意しなくても始められるビジネスが数多く存在し、成功事例も非常に多くなってきています。そこで今回は資金なしでも始められるビジネスをご紹介していきます!自由な働き方で人生を切り開いていくためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。

1.日本において、資金を用意しての開業はリスクが高い

会社組織に縛られずに仕事をして、自分の可能性をどんどん広げられる起業は、多くの方が夢見ることです。しかし開業資金や運転資金への不安から「自分には無理だ」と思ってしまい、ビジネスチャンスや楽しい人生を逃してしまう方が少なくないことも、また事実です。

しかし、少なくとも日本においては資金を必要とする起業や経営は非常にリスクが高いものだとされています。

最初のうちは資金援助を受けにくい

日本における起業のリスクとして、「最初のうちは資金の援助が受けられない」というポイントがあります。海外では起業に挑戦する若者へのサポートが厚いので、経験や実績がなくても素晴らしいビジネスアイディアを持っていれば快く金銭的援助を受けられます。

一方、経験と実績、信用に重きを置く日本では起業初心者に対する視線が厳しく、そのような相手に金銭的援助をするのはリスクが高いと考える傾向にあります。海外でハイリスク・ハイリターンの考え方が主流であるのに対し、日本ではローリスク・ローリターンの考え方を重視します。海外と日本の考え方の相違はある意味仕方がないことですが、こうして起業家の可能性が閉ざされてしまうのは悲しいものですね。

資金繰り問題はリスクとデメリットだらけ!

また、最初から資金を用意して起業することは、特に初心者にとっては非常にリスクが高いものだと言えます。

起業しても思うような売り上げや成果が約束されるわけではなく、一時的に成功しても何らかの原因で業績不振に陥るケースもあります。それに加えて取引先からの未払いや従業員の退職、火事や地震をはじめとするトラブルなどもあります。その結果、資金ショート寸前になって金策に走らざるを得なくなります。

資金調達法としては融資や出資が一般的となりますが、融資では審査と月々の返済、出資では出資者との利益の共有が求められます。こうして考えていくと、資金を用意しての起業は非常にリスクが高いということがわかります。

2.リスク激減!資金なしで始められるビジネスとは

そのようななかで、現在では資金なしで始められるビジネスの注目度が高まっています。初心者でも気軽に始められるうえに成功すればその利益を事業者だけで享受できるので、自由な働き方を望む方には適切なスタイルだと言えるでしょう。

代表的なものが、ネットショップとフリーランスです。

ネットショップで起業する

実際の事業に近い形での起業をしたい場合には、ネットショップの運営がおすすめです。パソコンとインターネット環境があればどこでも仕事ができるので、実店舗を構える必要がありません。また、最近では無料で出店できるオンライン上のショッピングモールサービスが充実しているので、まずはそこから試してみることをおすすめします。

ネットショップでは商品を用意するための仕入れが必要となりますが、その場合には「ドロップシッピング」を利用しましょう。最初から大量に商品を仕入れず、注文を受けたときだけ必要分を仕入れるパターンになっています。一度に大量の仕入れをして在庫を抱えるよりは、はるかに効率的な方法です。

集客に関しても無料ツールが活用できます。大手のネットショップなら広告費をかけるところですが、初心者の場合はこのような初期投資を極力避けるのがベストです。SNSツールを使えば無料でショップ情報を更新できますし、時によっては広告よりも強力な発信力を発揮することさえあります。無料のツールを使いこなすことが、成功への近道となります。

フリーランスとして起業する

「ネット起業には憧れるけれど、集客が苦手」という場合には、フリーランスとしての起業をおすすめします。自宅やカフェ、旅行先で仕事をする「ノマドワーカー」の注目度の高さを考えると、非常に将来性のあるワークスタイルだと言えます。

クラウドソージングサービスに無料登録すればご自身のスキルを活かして仕事を受注できます。実際にエンジニアやライター、イラストレーター、翻訳者など、さまざまなフリーランスが所属しているので、何かスキルがある方はぜひ登録してみましょう。未経験でも低単価案件から地道に挑戦していけば、スキルアップに応じて報酬が上がったり高額案件にオファーされたりなど、安定した道を進んでいけます。

また、ネットショップのように商品を仕入れる必要がないので、利益率が非常に高いことも大きな魅力の一つです。

このように、ネットショップやフリーランスなど、資金を持たずに起業できるケースは数多くあります。今回ご紹介したネットショップとフリーランスは、そのなかでもとりわけ地道なものです。ぜひこの機会に挑戦してみましょう!

3.開業資金が必要ないからこそ、注意しておきたいこと

開業資金や運転資金を持たずに始められるビジネスは、必ずしもデメリットが存在しないわけではありません。簡単にできるからこその注意点もありますので、スタート前にぜひ確認しておきましょう。

ビジネスを運営するうえで、金銭感覚は必要

事業をスタートさせるために資金の必要がないということは、同時に経営者としての金銭感覚が養われにくい、ということにつながります。

多くの事業者は手持ちの資金をやりくりしながら事業を進めていき、その間に経営能力や金銭感覚を身につけているので、金銭トラブルに強くなります。反対にネット企業やフリーランスはその感覚がないことから、必要以上の経費をかけたり入金タイミングを知らなかったりします。

このような無頓着さは事業に直接ダメージを与えるので、資金が必要なくても必要最低限の金銭感覚を学びましょう。

しっかりした経営能力は必須!

手元資金なしで始められる事業は、通常の起業と比較して成功率が低いというデメリットもあります。例えばネットショップでは売り上げ不振で倒産するケース、フリーランスでは目先の仕事にばかり集中した結果心身を壊して動けなくなるケースなどが少なくありません。

ネットショップであれフリーランスであれ、起業した以上は一人の経営者です。地道な経営能力とご自身の事業を回していく仕組みを構築し、ご自身の事業を安定させましょう。最初のうちは難しく感じることが多いですが、慣れていくうちにご自身の事業が非常に安定性の高いものになります。

「資金がないから起業できない」という常識は、もはや現在では通用しません。気軽に挑戦できるチャンスに恵まれている今だからこそ、積極的にご自身の可能性を試していきましょう!金銭感覚と経営能力、そして行動力さえあれば、あなたの将来は十分に明るいものとなります。

 

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