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ノンバンクのビジネスローンにおける審査基準6つを徹底解説

ノンバンク2018/02/17

ノンバンクのビジネスローンは銀行融資に比べると圧倒的に審査がゆるい、といった印象があるのではありませんか?たしかに銀行融資よりは審査基準が甘い設定になっています。だからといってどんな会社に対しても貸し出しているわけではありません。

こちらでは今バンクが設定しているビジネスローンの主な審査基準について徹底解説します。

過去にノンバンク系ビジネスローンの審査に落ちてしまった方、これからビジネスローンの審査を受けようと思っている方は必見です。

 

ノンバンク系ビジネスローンの審査基準その1|税金の滞納

・税金を滞納していると審査の突破は厳しくなる

ノンバンク系ビジネスローンでは必ずしも税金の滞納だけでは審査落ちとはなりません。しかし総合的な判断として税金の滞納がネックとなり、落とされてしまう会社も多いのです。

税金を滞納しているということは支払い能力に疑問符がつくことになります。さらに融資した場合には、融資したお金を税金の支払いに回されてしまう、という可能性もあるわけです。

事業に使ってもらえるのであれば、リターンがあるかもしれません。事業を拡大することで売上も多くなるかもしれないのです。一方で税金の支払いに回されてしまえば、売上には一切反映されません。単に企業として税金の滞納が解消された状態になっただけです。

税金の支払いに関しては気軽に考えている方も多いかもしれませんが、遅れれば利息もついてしまいます。少しでも早く解決しなければならないことなのです

会社として資金調達が必要な時に「税金を滞納しているおかげで審査に落ちてしまう」といった状況は避けなければなりません。

 

ノンバンク系ビジネスローンの審査基準その2|決算書・確定申告書の内容

・法人・・・決算書の内容によって審査の可否が決まるケースが多い
・個人事業主・・・確定申告遺書の内容によって審査の可否が決まるケースが多い

審査の7割から8割を占めている、といっても良いかもしれません。ノンバンク系ビジネスローンとしても優良な企業に対して貸し出しをしたいわけです。返済能力のない企業に貸し出すことはビジネスの観点から避けなければなりません。

・赤字であると融資してもらえないのか?

必ずしも赤字であると審査落ちしてしまうわけではありません。重要になってくるのは、継続して赤字が続いているのか、という部分です。

仮に2期連続や3期連続で赤字になっているケースであれば、今後も赤字が続くかもしれません。ノンバンク側としても警戒感を強めてしまうのです。
一方で黒字のときもあれば赤字のときもある、といった状況であれば「前期はたまたま赤字化しただけ」とノンバンク側も判断してくれるかもしれません。

赤字であるからといって即審査落ちになるわけではない、と理解しておくべきです。

【継続的に取引しているノンバンクであれば借りやすい】

取引実績はビジネスローンの審査に大きく関わってくるものです。
過去に融資を受け完済している実績があれば、。赤字であったとしても貸し出してくれるノンバンク系ビジネスローンは少なくありません。

赤字の企業であれば、過去に取引した経験のあるビジネスローンを利用するのがおすすめです。

【理想的な決算書とは】

簡単に言ってしまえば当期純利益が出ている状態です。会社としてうまく機能している、ということにもなり、返済能力が高いとアピールできます。ノンバンク系のビジネスローンであれば、借り入れできる可能性が極めて高くなるはずです。

当期純利益が出ていなかったとしても、経常利益と減価償却費をあわせてプラスになった場合は、貸し出してもらえる可能性が高くなります。経常利益と減価償却費をあわせてプラスになっていると、キャッシュフローがプラスになっている、ということなのです。要は会社にお金が入ってくる状態です。
一方でマイナスになっている場合には、会社からお金が出ていっている状態なので、あまり良い決算書とはいえません。

 

ノンバンク系ビジネスローンの審査基準その3|申し込み回数

・申し込み回数が一定以上だと審査落ちの対象になる

すべてのビジネスローンが一律の基準を設けているわけではありませんが、短期間で複数の業者に借り入れを申し込んでいると、審査の突破は極めて厳しくなります。

多くのビジネスローンが基準としてるのが「半年間で4件以上の融資の申込み」というものです。短期間で4件以上に申し込んでいるということは、資金繰りにかなり苦しんでいる、ということになるでしょう。貸倒れる可能性が高いと判断されるので、審査に落とされてしまうわけです。

ちなみに申し込み回数の関連情報ですが、信用情報をチェックすれば分かってしまいます。信用情報には「信用情報を確認した履歴」が残ります。申し込んだローンの内容まで分かってしまうわけです。

確実にビジネスローンの審査を突破したいのであれば、一定期間申し込みは避けてください。できれば半年間以内の申し込み回数が「0」の状態で審査を受けるのがベストです。

 

ノンバンク系ビジネスローンの審査基準その4|流動資産の額

・流動資産額が負債を上回っていること

会社に現金がないからこそ資金調達を行いたいわけです。しかし会社には現金以外にも資産があります。有価証券であったり製品の原材料であったり、販売する商品であったりといったものが流動資産に該当します。

流動資産は現金化出来るものです。仮に負債があったとしても、流動資産額が大きければ、ノンバンク側は回収できると判断してくれるのです。

逆に負債額が流動資産額を上回っている状況はかなり危険です。流動資産が現金化できたとしても負債のほうが多く残っているで、貸し出しても回収できないと判断されていまいます。

ビジネスローンに申し込む時には、流動資産額と負債額のバランスがとれているのかをチェックしましょう。

 

ノンバンク系ビジネスローンの審査基準その5|業歴

・業歴が3年以上ないと厳しいことも

ノンバンク系のビジネスローンでも業歴は重視してきます。1年未満の場合は、申し込み条件で弾いてくるケースも珍しくありません。

理想的な業歴は3年以上となります。3年未満の業歴しかなければ、業歴でマイナスの評価がつくことになり審査落ちの確率を高めてしまうわけです。

業歴の長さは会社としての信用に直結するのです。長く経営しているということは取引先も一定以上あるでしょう。そもそも会社の多くは短い期間で倒産しているのです。そんな厳しいビジネスの世界を何年も生き残っているわけですから、ノンバンク側も評価せざるをえません。

 

ノンバンク系ビジネスローンの審査基準その6|借り入れ実績と返済実績

・問題なく返済していればプラス評価

過去にローンを利用しており、確実に返済できていれば「利用実績がある」ということになります。

過去の利用情報については、一定期間信用情報に記載されています。期間は24ヶ月となっており、2年間に渡る返済の記録がされているのです。

24ヶ月分の「○」が表記されていれば問題ありません。しかし「△」や「☓」が表記されていると、期日通りに決められた金額が返済できなかったことになります。もちろん1回や2回程度であれば審査に通るかもしれません。しかし定期的に「△」や「☓」が表記されていると、返済能力がない、と判断されてしまうわけです。

過去のローンの利用実績についても審査の対象になる、ということは覚えておくべきです。

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