ビジネスローン審査でノンバンクから評価されるために必要な事

2018/08/19
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ビジネスローンを利用したいと思っても審査を突破しなければ無理なわけです。ローンの審査となってくるので、厳しく評価される可能性もあります。たしかに銀行と比較すると、ノンバンクの審査は緩いと言えるかもしれません。しかし審査通過率は100%ではありません。

実際にノンバンクのビジネスローン音審査通過率は50%を下回るとされているのです。多くの企業が審査に落ちてしまっています。

こちらではノンバンクのビジネスローンを利用するためにも、ノンバンクの審査を突破するためにはどういったことが必要であるかを明らかにしていきます。

どうしても融資を受けなければならない、という時期がどの会社にもあります。資金がショート寸前になってしまうこともあるでしょう。確実にノンバンクの審査を突破したい、と考えている方は必見です。

ノンバンクからの評価を高める方法その1|負債の額を減らすこと

・負債額によって返済能力を判断されてしまう

ノンバンクは審査で負債の額を必ずチェックしてきます。負債の額があまりに多い場合には「危険な企業」といったレッテルが貼られてしまう可能性があるわけです。

そもそも負債ですが、これからお金が出ていくことを指しているのです。買掛金や支払手形も負債に含まれます。買掛金や支払手形のほとんどはこれから3カ月以内にはお金が出ていくことになります。

短期借入金や長期借入金についても、負債に該当します。長期借入金についてはお金が出ていくのはかなり先になりますが、短期借入金は近い将来キャッシュを減らす原因になるわけです。

負債額を減らすことができれば、ノンバンク側から高く評価してもらうことに繋がります。だからといって、簡単に負債額を減らすのは難しいでしょう。

そこで注目してほしいのが資金調達をするのであれば、負債が増えないものを選択する、というものです。

・対策方法

①出資を受ける
②ファクタリングを利用する

【①出資について】
出資については、投資家から資金提供を受ける見返りに株式を発行します。
借り入れではないので返済の必要もありません。よって出資による資金調達は負債を抱えることにはならないのです。

ただし出資を受けるためには投資家に魅力のある企業と判断してもらわなければなりません。魅力のある企業であると判断してもらうのは簡単なことではありません。ハードルが高いタイプの資金調達方法となっています。

※返済は必要ありませんが、配当金などを提供しなければならないこともあります。

【②ファクタリングについて】
ファクタリングは売掛金を売却して資金調達を行うものです。
ファクタリングも借り入れではありません。ですから返済の必要はないのです。売掛金が受け取れなくなるだけです。

ファクタリングに関しては出資と比較して利用しやすい、といったメリットがあります。審査の対象も基本的には売掛先となっています。自社の評価はあまり関係ありません。赤字であったり税金未納であったりしても利用できるケースが多くなっているほどです。

ノンバンクからの評価を高める方法その2|資産を保有している

・資産によって自社の信用を高められる

ノンバンクから評価をされるためには、資産額というものも必要になってきます。資産が多額であれば、ノンバンクも安心して貸し出せるわけです。

資産として高い評価を受けられるのが「現金預金」です。

当たり前ですが現金預金をたくさん持っていれば、返済能力がある、ということにつながるわけです。ノンバンクも「貸倒れる確率が少ない」と判断してくれます。

例えば100万円貸し出すとします。現金預金が10万円しかない会社と500万円ある会社であればどちらのほうが貸し出しやすいでしょうか。後者の会社であることは誰でも分かると思います。

現金預金以外にも資産はあります。例えば不動産であるとか有価証券(株式)が該当します。不動産と有価証券も評価の対象となります。現金預金ほどではありませんが、持っていればノンバンクから評価をされやすくなるのです。

不動産や有価証券が現金預金ほど評価をされない理由には、換金化にかかる時間がかかわっています。有価証券についても換金化するにしても、多少なりとも時間がかかってしまいます。不動産の売却に至っては、時間がかかると半年から1年程度になることも珍しくありません。

もう一点指摘しなければならないことがあります。それは資産の「売掛金」と「受取手形」です。売掛金と受取手形については大きな額を持っていたとしても、ノンバンクからの評価につながらない可能性もあるので注意しましょう。

・なぜ売掛金と受取手形はノンバンクから評価されない可能性があるのか?

仮に多額の売掛金と受取手形があるとすると、貸し倒れが発生している可能性があるのです。回収できないからこそ多額の売掛金と受取手形を持っている、と判断されてしまいかねません。

売掛金や受取手形の回収期間は2ヶ月から3ヶ月間程度とされています。ですから売掛金や受取手形を持っていたとしても、2ヶ月から3ヶ月分の売上額程度に抑えられていなければおかしいことになります。仮に6ヶ月程度の売上額の売上債権を持っている場合には、相当額の貸し倒れが発生する可能性があります。ノンバンクとしても評価を下げざるを得ません。

ちなみに売掛金に関してはファクタリングで対処する方法もあります。ファクタリングは売掛金の売却を指しており、売掛金額を減らすことが可能なのです。しかも貸し倒れリスクはありません。ファクタリング業者が回収リスクを背負ってくれるのです。

ノンバンクからの評価を高める方法その3|精度の高い資料の提出

・事業計画書の作成に力を入れること

ノンバンクから評価をされるためには信用されなければなりません。そこで重要になってくるのが、事業計画書の作成なのです。

ノンバンクの審査では事業計画書の提出を求められることもあります。でたらめな内容にしてしまうと、信用を失ってしまうことにもなりかねません。自社の評価を下げることになるわけです。

融資を受けたい気持ちで安易な内容にしてしまう方もいるでしょう。あまりにも楽観主義的な内容にしているケースも多くなっているのです。しかし事業計画書に実現性がなければ意味はありません。絵に描いた餅状態ではならないのです。

特にノンバンク側は返済能力を確認したいと考えています。返済能力に直結してくるのが、融資をした結果どうなるのか、という見通しです。受けた融資によって事業が持ち直して利益が出る、ということを期待している方がほとんどだと思います。そのように思うことは問題ないのですが、重要なのが裏付けです。

なぜ融資を受けたことで経営状態が良くなるのでしょうか?その部分をわかりやすく説明できる事業計画書になっていなければなりません。

仮に返済能力が高くなる、といったアピールをしたいのであれば、何も売上だけにこだわる必要はありません。会社から出ていくお金を少なくして返済能力をアップさせる方法もあります。販売業であれば商品の仕入れ単価を引き下げることができれば利益率はアップします。

他にも経費を削減して会社から出ていくお金を少なくする、といった方法もあるわけです。経費削減に関しては売上のアップよりも説明がしやすいので、事業計画書に積極的に組み込んでいきましょう。借り入れの成功率が格段にアップするはずです。

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