資金調達用語集

  • か行

    • 買戻し(かいもどし)

      売りポジションを反対売買により買い決済することを言う。

    • 貸倒れ(かしだおれ)

      売掛金や貸付金などの債権が、倒産などの理由で回収できず損失となること。

    • 決済(けっさい)

      代金の支払いによって売買取引を完了すること。

    • 公正証書(こうせいしょうしょ)

      公証人が作成した、法律行為や権利についての証書。

    • 公証人(こうしょうにん)

      法律行為その他私権民事に関し依頼人が求める事柄を公正証書にしたり会社の定款に認証を与えたりする権限を有する者。

    • 会計発生高(かいけいはっせいだか)

      決算上の利益と現金収支(キャッシュフロー)の差のことをいう。

    • 株主総会(かぶぬしそうかい)

      株式会社の最高意思決定機関。

    • 高金利(こうきんり)

      資金の借り手が貸し手に高く支払う料金のこと。

    • 瑕疵担保(かしたんぽ)

      売買の際、商品に欠陥があった場合、売主が負う賠償責任や、契約解除を含む契約。

    • 株主(かぶぬし)

      株式会社の出資者。株式の所有者。会社に対し、持株に応じた権利・義務をもつ。

  • さ行

    • 債権譲渡の対抗要件(さいけんじょうとのたいこうようけん)

      すでに債権譲渡した法律関係・権利関係を当事者以外の第三者に対して対抗(主張)するための法律要件。

    • 支払手形(しはらいてがた)

      掛け取引によって商品を購入した場合における、代金を支払う義務(債務)を言う。

    • 債権譲渡登記(さいけんじょうととうき)

      法人がする債権譲渡等を公示するために記録される日本の登記の一種。

    • 指図証券(さしずしょうけん)

      特定の者またはその指図人を権利者とする有価証券。

    • 証券(しょうけん)

      株券・債券など、財産法上の権利・義務について記載をした紙片。

    • 私製手形(しせいてがた)

      金融機関発行の統一手形用紙を用いない商業手形のこと。

    • 債務整理(さいむせいり)

      借金を減額したり、支払いに猶予を持たせたりすることにより、借金のある生活から解放されるための手続のこと。

    • 償還請求権(しょうかんせいきゅうけん)

      ファクタリング会社に買い取ってもらった売掛債権が、その売掛先の倒産などで回収できなかった場合、利用者(申込者)にその金額の支払いを請求する権利を言う。

    • 持参人小切手(じさんにんこぎって)

      小切手金額の受取人を記名せず単に持参人に支払う旨記載された小切手。

    • 事業資金(じぎょうしきん)

      事業を立ち上げたり、事業を運営するために必要となる経費のこと。

  • た行

    • 当座(とうざ)

      当座預金のこと。

    • 多重債務(たじゅうさいむ)

      消費者金融やクレジットカード会社など、複数の貸金業者から借金をしていることを言う。その借金の返済が困難になっている人を多重債務者と言う。

    • 電子記録債務(でんしきろくさいむ)

      2008年12月施行の電子記録債権法により、事業者の資金調達の円滑化等を図るために創設された新しい類型の金銭債権を言う。

    • 遅延損害金(ちえんそんがいきん)

      元利金返済について、期日までに支払わなかった場合のペナルティとして請求される金額。

    • 貸借対照表(ちんしゃくたいしょうひょう)

      決算した時点での、会社の資産や負債の残高を示す一覧表のこと。

    • 手形割引(てがたわりびき)

      受取った手形を支払期日前に、金融機関などに手数料を支払い現金化すること。手形が不渡りになると現金を金融機関に変換しなければならない。

    • 手形(てがた)

      特定の日付を決め、その日付に支払うことを約束した証券のこと。その日に支払いができなければ、手形不渡となる。

    • 手形不渡(てがたふわたり)

      手形の期日に、手形に書かれている金額が銀行口座にない状態。2回目には銀行取引の停止になる。倒産状態と同等。

    • 手数料(てすうりょう)

      買取手数料率のことで、低いところでは1.5%程度からです。売掛金(債権)の信用度、取引先企業の信用、買取希望金額などによって違います。また、利用するファクタリング会社によっても違ってきます。初回利用よりも何度か利用して信用がついてくれば手数料を低めにするファクタリング会社もあります。内訳は前払い手数料と事務手数料になるのが一般的で、掛目とは別のものです。

    • 遅延債権(ちえんさいけん)

      支払期日を過ぎても回収されていない売掛債権のこと。

  • な行

    • ノンバンク(のんばんく)

      銀行や信託銀行、信用金庫などの金融機関を除く、与信や貸し付けのみを行う機関・事業者を指します。

    • 2社間ファクタリング(にしゃかんふぁくたりんぐ)

      売掛債権をお持ちの会社とファクタリンング会社の2社間契約でのファクタリング。

  • は行

    • 不当利得返還請求(ふとうりとくへんかんせいきゅう)

      法律上の正当な理由なく、他人の損失によって財産的利益を得た者に対し、自己の損失を限度として、その利得返還を請求できる。

    • 破産(はさん)

      財産を全部失うこと。

    • 売買(ばいばい)

      売り買い。売ったり買ったりすること。

    • ビジネスローン(びじねすろーん)

      銀行融資による資金調達方法の一つで、いわゆるスピード決済、無担保、第三者連帯保証不要の企画商品のことを言います。

    • 保証ファクタリング(ほしょうふぁくたりんぐ)

      倒産等による代金未回収の場合に、代金が保証されるサービス。

    • ファクタリング(ふぁくたりんぐ)

      売掛債権を買い取る金融サービス。代金回収より早く金銭が手元に来る。優良企業の売掛債権が買取の対象になることが多い。

    • BtoC(ビートゥーシー)

      企業と消費者の商取引のこと。Business to Customerの略(ビジネス to カスタマー)。

    • BtoB(ビートゥービー)

      企業と企業の商取引のこと。business to businessの略(ビジネス to ビジネス)。B2Bともいう

    • ファクタリング方式(ふぁくたりんぐほうしき)

      他人が有する売掛債権を買い取って、その債権の回収を行う金融サービスを指す。

    • ファクタリング会社・業者(ふぁくたりんぐがいしゃ・ぎょうしゃ)

      売掛債権買取サービスを提供している会社や事業者のことです。ファクタリングは融資や貸付とは違うため貸金業の免許資格は必要ありませんので、様々な業種の企業が参入してきています。ヤミ金業者の参入もあるということですので利用には十分注意をする必要があるとともに、今後の法整備において重要な課題といえます。

  • ま行

    • 民事再生法(みんじさいせいほう)

      中小企業や個人などが経営危機に陥った場合の倒産手続きを簡略かつ迅速に進め,早期再建を支援するための法律。

    • 廻し手形(まわしてがた)

      債務者が別の取引で受取った手形を、代金の支払として譲渡すこと。債務者が倒産しても振出人が手形を決済すれば代金回収できる。

    • 前払い、前金(まえばらい、まえきん)

      品物やサービスを受ける前に、代金を支払うこと。

    • 未収金(みしゅうきん)

      固定資産・有価証券の売却など、本来の販売代金以外の未入金をいいます。

  • や行

    • 約束手形(やくそくてがた)

      振出人が受取人に対し、一定期日に一定金額を、受取人、またはその指図人、手形所持者に支払う約束で、振り出す手形。

    • 与信(よしん)

      相手を信用して金銭やモノを貸与すること。

    • 預金(よきん)

      銀行などの金融機関に金銭を預けること。また、その預けた金。

    • 融資(ゆうし)

      資金を融通すること。つまりお金を必要とする者に貸すこと。特に消費者金融などを中心として「ローン」とも呼ばれる。

  • ら行

    • リードインベスター(りーどいんべすたー)

      増資の際に最も大きな金額を投資しようとする投資家のこと。

    • 利回り(りまわり)

      利息・利益配当の、元金に対する割合。配当金の、株の時価に対する割合。

    • リスケジュール(りすけじゅーる)

      債務返済を繰り延べること。

    • ローン(ろーん)

      貸付け。貸付金。信用取引。

    • 利息(りそく)

      元本に対して支払うべき金額(利息)とその割合(年利率)。

    • 連帯保証人(れんたいほしょうにん)

      売掛金が支払えない時に、債務者に代わり弁済義務のある人。支払いを拒否することはできない。

    • リスクヘッジ(りすくへっじ)

      様々な起こりうるリスクを回避したり、その大きさを軽減するように工夫することを指す。ちなみに「ヘッジ」というだけでも同じ意味を指す。具体的にはヘッジ取引により将来のリスク低減、分散投資によるリスクの低減などが代表的。リスクマネジメントとも呼ばれる。

タイトルとURLをコピーしました