どうしても手持ちの資金が不足し、すぐにでもお金がほしいと考える場面において、どのように資金を調達すればよいのでしょう。
銀行融資に申し込み、審査を経て実行されるまで余裕がない場合や、そもそも銀行から借り入れしたくても審査が通らないというケースもあるかもしれません。
このような場合、支払いや返済に遅れることなく資金を調達する方法を必死で考えることになりますが、いくら現金がほしいからといってやってはいけない危険な行為もありますのでご紹介します。
複数の借り入れの申し込みは後の借り入れに影響
銀行の審査は通らなくても、即日融資が可能な貸金業者からの借り入れなら審査に通るかもしれない!と考え、複数の消費者金融やカードローンに次々と申し込みを行うことは避けましょう。
数打てばあたると思うかもしれませんが、余計に審査に通りにくくするだけですし、仮に複数から借り入れができたとしても自転車操業に至る入口ともいえる行為です。
結果として借金が膨れ上がり、返済負担に追われて余計に資金繰りを悪化させることになります。
クレジットカードを現金化する行為は禁止!
クレジットカードをすでに保有しているけれど、キャッシング枠はすでに使ってしまって利用できず、ショッピング枠だけが余っているということもあるかもしれません。
この場合、ショッピング枠を利用したクレジットカードの現金化を利用してみようと考える方もいるようですが、行わないことが大切です。
そもそもクレジットカードの契約を行う上で、ショッピング利用でのカード理由ではなく、換金を目的とした利用は会員資格を喪失する理由としてクレジットカード会社の規約にも記載されています。
クレジットカードの現金化を行う業者に依頼した場合には契約違反となりますし、クレジットカードで購入したものをすぐに自分で転売して現金化させる行為も行ってはいけません。
ペナルティとなればカードは強制的に解約され、残高を一括で支払わなければならなくなるでしょう。
現金を得る目的で、
- 電化製品など高価なものを購入して中古買取店に売る行為
- 交通機関の回数券などを購入して金券ショップに転売する行為
などは行わないようにしてください。
同じ時期に複数に渡って購入した場合など、クレジットカード会社から連絡が入り質疑応答の末、換金化目的と判断されることもあるようです。
フリマサイトで現金購入やキャリア決済利用で現金化する行為も×!
フリマサイトなどで現金を販売する行為は禁止されていますが、違法行為と知りながらもチャージされたプリペイドカードやパチンコ店の景品などが販売されているケースもあるようです。
運営先に見つかればすぐに削除されるでしょうが、見つかる前に取引が成立してしまうケースもあるようです。もし発覚すれば購入した側もサイトの利用はできなくなるでしょう。
また、フリマサイトでは携帯のキャリア決済を利用することができますが、こちらも現金を得る目的でコンテンツ決済サービスを利用してはいけないと規定がされています。
キャリアの規約に違反すると、携帯電話が利用できなくなるなど不便を強いられる可能性もありますので行わないようにしてください。
ヤミ金業者からの借り入れは絶対にダメ!
当然ですがいくらお金に困って今すぐほしいと思っても、ヤミ金業者から借り入れを行うことは危険です。
最初は数万円だけだからすぐ返せば問題ないと思っていても、相手は貸して利益を得ようとするので次々と追加融資を提案してきます。
利息分のみ支払えば元金は据え置くジャンプなどを勧め、完済させないような手口を行ってくるので、いつまでも完済させることができません。
事業を続けることができなくなるので、絶対に利用しないようにしてください。
まとめ
いくら現金がほしいからといって、行うと後々トラブルが発生したり、結果として資金繰りに行き詰る可能性があります。
もしすぐに現金がほしいという場合で、売掛金を保有しているのならファクタリング会社に売却して現金化することを検討してみましょう。
ファクタリングは売掛金を前倒しで受け取ることができるので、資金を調達できるだけでなく借金を増やさず資金繰りも改善させることができます。